『スーパー戦隊』と言えば『秘密戦隊ゴレンジャー』からはじまり、シリーズ47作目となる『王様戦隊キングオージャー』が現在も放送されている大人気シリーズである。人気の秘密は、戦隊を通じて視聴者である子どもたちに勇気や友情、そして正義の大切さを伝え続けているところだろう。 そんないつの時代も“僕らの『スーパー戦隊』”だが、ときには、らしからぬ内容で視聴者を困惑させてしまうこともある。そこで今回は、当時の子どもたちに強烈なインパクトをあたえた名(迷?)エピソードを3つ紹介していく。 ■女性隊員がまさかの殉職…『超電子バイオマン』 まずは、1984年放送シリーズ8作目『超電子バイオマン』から。 『超電子バイオマン』は地球征服をもくろむ新帝国ギアに、体内に「バイオ粒子」をもった5人の若者が立ち向かうというストーリーだ。 本作では「戦隊」という語句をタイトルに入れなかったり、1話では退場しない怪人が現れ