しばらく前に両国さくらさんのブログの記事に「日本のメディアはみんなヒモつきで、適正なファッション批評がされていないのではないか?」とコメントしたところ、極めて丁寧なご返答記事を執筆していただいた。 要約を引用させていただく。 1.一般向けメディアのうち、一般紙の場合は、優秀な人材をコレクション担当者として育成しようという社の方針がないため。また、ファッション担当記者は肩身の狭い立場に置かれる社風のため。 2.一般向けメディアのうち、特に雑誌の場合は、読者に掲載商品を売りたいというコンセプトに立って編集されているため。 3.業界紙誌は、第一義的には、業界の企画担当者向けの情報素材提供のため、コレクション報道を行っているため。 4.日本人の国民性そのものに、批評や批判をあまり好まないところがあるため。 5.記者の中に(特に業界紙誌)、懇意になった日本人デザイナーに対して