アートフェア東京やArt@Agnesのイベントによって活性化しつつある日本のアートマーケット。アートバブルの崩壊から日本の美術市場が再び拡大傾向にあるとはいっても、世界的に見ればまだわずかな割合に過ぎません。国内の美術品オークションハウスの上位8社を合わせた昨年の総取扱高は1億5000万ドル弱だったのに対し、老舗オークションハウスである英クリスティーズの年間取扱高は46億7000万ドル。アートフェア東京では820万ドル前後の総売り上げがあって画期的だったのですが、アートバーゼルをはじめとする世界最大級の現代アートフェアの売上は5億7300万ドルという状況です。とはいえ、アートコンサルタントなどの職種も出てきて、日本のアートマーケットを取り巻く環境が変化しつつあるのは明らか。中でもアート系投資信託会社についていくつか調べてみました。 SBIアートフォリオ(http://www.artfoli