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ブックマーク / gnostikoi.hatenablog.com (1)

  • 安井浩司 - をちこち犬の吠ゆるころ

    安井浩司という俳人がいる。1936年生まれ。永田耕衣と高柳重信門下である。孤高の俳人として、秋田でひっそりと句作に励んでいる。「前衛的」と評されることが多いが、賛否両論ある。小生は素人なので、ただ一風変わった俳句だな、と感じる程度だ。部数が少ない句集には数万円の高値がつくこともある。 喰いかけの蟹の裏面林に落ち      『青年経』 旅人へ告ぐたんすにスルメの頭     『赤内楽』 性交や野菊世界へ放火しに       『中止観』 如輪木けむりのごとくに性交す     『阿父学』 赤松にのぼれば沖の褻器はるか     『密母集』 高野素十も草蔭人になりにけり     『牛尾心抄』 旅人に乾ききつたる野の厠       『霊果』 日の高み胸掻きむしりいなごう    『乾坤』 睡蓮やふと日月はしあう       『氾人』 奥森に翼を持てる月があり       『汝と我』 つわぶきに照らさる

    安井浩司 - をちこち犬の吠ゆるころ
    hyougen
    hyougen 2009/06/15
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