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ブックマーク / highlandview.blog.fc2.com (3)

  • フォウ・ムラサメが三度死んだとき、ロザミアはようやく兄を見つける。<『機動戦士Zガンダム』「ロザミアの中で」でのカミーユの絶望>

    「永遠のフォウ」は耐えられるが、「ロザミアの中で」は耐えられない。 これは私が『機動戦士Zガンダム』を見て以来、長年思っていることであり、ブログやTwitterなどでも何度か書いていることでもあります。 「永遠のフォウ」とは、『機動戦士Zガンダム』第36話のサブタイトル。 この回で、ティターンズの強化人間であるフォウ・ムラサメという少女が、敵である主人公カミーユ・ビダンをかばって戦死します。 これ以前のニューホンコン編においてカミーユとフォウは出会い、彼にとって特別な女の子となりました。 彼に与えた影響の大きさを考えるならば、この作品のメインヒロインと言っても過言ではないでしょう。 もう一方の「ロザミアの中で」も、同じく第48話のサブタイトル。 この回では、ティターンズの強化人間であるロザミア・バダムという少女が、命を落とします。 ただし、フォウとは違い、カミーユ自身の手によってそれはなさ

    hyougen
    hyougen 2017/02/06
  • アムロ・レイが、宇宙世紀の最後にしてくれたこと。<『逆襲のシャア』で起きた【奇跡】>

    映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』において、νガンダムを駆るアムロと、サザビーを駆るシャアのラストバトルが行われ、アムロはこれに完勝します。 シャアはνガンダムの腕1もぎとることすらできませんでした。 それにも関わらず、この戦いは宇宙世紀屈指の名勝負にあげられることも多いようですね。それはなぜなのか?と、いうようなテーマで、以前、記事を書きました。 サザビーのサーベルはνガンダムを切り裂いたか <『逆襲のシャア』 νガンダムvsサザビー戦のルール> この記事にコメントをいただいたのが今回の記事の直接のきっかけです。一部、抜粋させていただきます。 (コメントより) アムロの遠隔操作によるバズーカでシールドを、ファンネルの撃ち合い、 その他の二人のニュータイプとしての描写から考えて、 その二人のニュータイプの能力差が、五体満足のν、サザビーの崩壊 という考え方はいかがでしょう? シナリオ

  • 惑星の午後、僕らはキスをして、月は僕らを見なかった。<『∀ガンダム』最終話「黄金の秋」より>

    twitterではさまざまな話題が流れてくるので、きっかけをもらえるのは腰の重い私にはとてもありがたい。この記事は、すばらしい『∀ガンダム』語りに触発されて、twitter上でつぶやいたものを仕立てなおしたものです。 『∀ガンダム』最終話エピローグの、さらに限られたわずかな場面についてだけのお話。 『∀ガンダム』のラストは、『月の繭』が流れる中で展開される奇跡的なエピローグ。 その中で、月の女王ディアナ・ソレルと静かな生活を送ることになるロラン・セアックと、彼が仕えるハイム家のお嬢さんソシエ・ハイムとの別れが描かれる。 ちょっと参照として、YouTubeで動画を探してみた。 ※あくまですでに見た方への確認用として。未見の方はここだけ見ても無意味なので編を見ましょう。 冬の雪夜の別れのシーン。 ハイム家の門前に停まっている車と2人の人影。 ひとりは、別れを告げにきたロラン。 もうひとりは、

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