Tweet 第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞した、今井哲也原作の“泣けるSFファンタジー”『アリスと蔵六』のBlu-ray BOX第1巻&Blu-ray第1巻が、いよいよ2017年7月28日(金)に発売される。そこで今回は、豪華スタッフ陣が集結した本作でシリーズ構成を担当した髙山文彦さんに改めて話を伺った。 SF的設定なので、現実に存在しない事象や状況を出来る限り説明的にならないように観客に伝えたいとは考えていました ──髙山さんは原作を読まれたうえでこのお仕事を担当された、と松倉プロデューサーより伺いました。原作を読んでみての率直な感想をお聞かせください。 髙山最初に原作の単行本を渡された時は二巻までしか出ていなかったのですが、その時点でもとても面白いと思いました。三巻以降、スティーヴン・キングの「ファイアスターター」的展開になるだろうとのこちらの予測も軽く外されて爽快