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ブックマーク / www.wochikochi.jp (4)

  • 戦後日本における「詩」とは? 紙面を超えた実験的な詩作活動

    アンドリュー・カンパーナ(ハーバード大学 日近現代文学博士課程) 国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、日に関わる研究を行う学者・研究者を日に招へいしています。2015年度フェローとして、慶応義塾大学で「20世紀日におけるメディアを横断する詩」の研究を行ったアンドリュー・カンパーナ氏に「戦後日における『詩』とは? 紙面を超えた実験的な詩作活動」と題するエッセイをご寄稿いただきました。 東京に滞在していた数年前、深夜に地下鉄大江戸線のプラットフォームで地図を見ていたら、少しお酒の入った若いカップルが近寄ってきて道順を教えてくれた。そして、その後色々と質問をしてきた。「日で何をしているの?」-「学生です」、「何を勉強しているの?」-「日文学です」、「どんなジャンル?」-「現代詩です」。一瞬の沈黙の後、女性の方が突然大声で私にこう言った。「すごい退屈!あなた退屈な人ね!」

    hyougen
    hyougen 2017/01/07
  • 白髪一雄と元永定正展―絵画の定義を革新したアーティスト

    ガブリエル・リッター(ダラス美術館アシスタント・キュレーター) 国際交流基金は具体美術協会(以下「具体」)を代表する2人の作家、白髪一雄と元永定正の活動を紹介する「アクションと未知の間で―白髪一雄と元永定正」展を、ダラス美術館(米国テキサス州)との共催で7月19日まで開催しています。共同キュレーターの一人であるガブリエル・リッター氏に展の見どころをご寄稿いただきました。 写真提供:河﨑晃一氏 具体への注目 具体美術協会が1958年にマーサ・ジャクソン画廊でニューヨーク・デビューを果たした際、美術批評家のドリー・アシュトンに「期待はずれ」と酷評されました。しかしそれ以降、アメリカでの具体への評価は大きく変化しています。当時の具体は、ジャクソン・ポロックらによるニューヨーク・スクールと直接比較されたため、抽象表現主義の模倣とみなされたのです。アラン・カプローといったアーティストが1966年に

    白髪一雄と元永定正展―絵画の定義を革新したアーティスト
    hyougen
    hyougen 2017/01/07
  • 名だたる建築家へのインタビュー・ドキュメント映画 ~ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展2014~

  • 音楽は国境を消す---- タンブッコ・パーカッション・アンサンブル 来日レポート

    大橋マリ(音楽ジャーナリスト) タンブッコはメキシコのパーカッション・アンサンブルである。メキシコを拠地に活動する打楽器四重奏団と言い換えてもよい。その彼らがこのたび、日文化芸術の海外への紹介や発信に大きく貢献したとして、2011年度の国際交流基金賞を授与された。これまでに同賞を受賞した音楽関係者は小澤征爾、黒沼ユリ子、武満徹、五嶋みどり、團伊玖磨、三浦尚之、穐吉敏子各氏、そして外国人としては1973年の国際交流基金賞創設以来、実にヴォルフガンヴ・サヴァリッシュ氏(NHK交響楽団挂冠名誉指揮者)ただ一人であることを知れば、これはちょっと捨て置けない"事件"と言ってもさしつかえあるまい。 タンブッコと日の出会い メキシコ在住のヴァイオリニスト黒沼ユリ子氏は、授賞式において、タンブッコをよく知る人として彼らを讃えた。 "タンブッコは、誰も依頼していないにもかかわらず自発的に、日の現代

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