いまや統計解析の標準ツールとなったオープンソースソフトウェアRのグラフィックス機能についての、特にggplot2というパッケージを使って描画するためのレシピ集。基本的なグラフの描画方法から始まり、Rでよく利用される折れ線グラフや散布図のきめ細かいカスタマイズ方法、効果的な表示方法、さらにはプレゼン用データへの変換方法まで、およそグラフに関することはほとんど網羅しています。本書は実利、実用に重きを置き、実際のタスクに応じたテクニックを解決策として提示しており、Rユーザであれば、どんな用途で使うにせよ、手元にぜひとも置いておきたい一冊です。