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ごちそうさまでした。に関するicloudのブックマーク (42)

  • "Cooking For Engineer" - モスマン

    数ある職業の中でシェフほど多くを求められるものはないと、何かので読んだ。一流シェフにはヒラメキ、記憶力(知識)、美的センス、経験、体力、会社経営手腕、その全てが要求されるというのが理由だった。 そんな一流の世界を引き合いにださずとも、冷蔵庫の中身を把握し、家族の体調と嗜好を理解し、30分の間に、2つのコンロと1つの電子レンジで朝とお弁当と夕の仕込みを並行する作業がどれだけ大変か?料理をしない人にも想像できると思う。(分からない人は黙ってお母さんや奥さんに感謝しよう。)「趣味料理」で、作り終わった後シンクが洗い物でいっぱいの僕なんかには到底まねの出来ない芸当だ。 レシピ読みにくくない? さてレシピを見ながら料理を作ることが多い僕にとって、今のレシピってのは結構無駄が多いのである。 レイアウトがまちまち。無駄な写真が多かったり、材料表が別のページにあったりする。そしてその書式はによっ

    "Cooking For Engineer" - モスマン
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    icloud 2009/02/09
    これはすばらしいと感じた俺はヲタ方面に感覚ずれてるんだろうか。
  • 貨幣がもたらす秩序 - レジデント初期研修用資料

    中国の被災地で、援助物資の横流しを行っている人がいるとか、 市民による略奪が起きたり、被災地は暴動寸前だなんて報道を見た。 「貨幣」というものは、あるいは秩序をもたらすのかもしれないなんて、ちょっと考えた。 災害現場に銀行を作る 今のやりかたは、軍隊だとか政府機関が、援助物資と一緒に現場に入って、 被害にあった人達を集めて、物資を均等に配る。政府側の人にだって限りがあるし、 被害にあった人達だって、ほしいものとか足りないものとか、みんな違うだろうから、 時間はかかるし、「配る側の公平」と、「もらう側の公平」とは、絶対に一致しない。 物資は全て「もらう」ものだから、お互い買えないし、市場がないから交換も難しい。 10人ぐらいで集まって、「うちはミルク要らないから、代わりに毛布下さい」だとか、 お互い持っているものの価値が分からないと、たぶんやりにくい。 「市場」と「銀行」は、あるいは混乱した

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    icloud 2009/02/09
    生臭さを代償にすごいことをする方法を見つけられるのって、医療従事者の強みなんだろうか。。。 どちらにしてもすごい。
  • 錯覚が知性を感覚させる - レジデント初期研修用資料

    フランスのテレビ番組「シューティングゲーム歴史」の中で、 プレイヤーの人が「弾幕を介して、開発者の人とコミュニケーションしている」なんて喋ってた。 チェス専用のコンピューター「ディープブルー」と対戦したロシアのチェスチャンピオンは、 「相手は機械なのに、まるで異質な知性と対決しているようだった」と感想を漏らした。 知性について。 知的であること知性を感覚すること 自閉症の人は、しばしば十分な知性を持っているにもかかわらず、 「空気を読む」とか「相手の感情を読む」とか、相手に心理を観測するのが苦手なんだという。 自閉症の動物行動学者がいて、人間の感情は分からないのに、 動物がどうしてそんな行動をするのかはよく分かるんだという。 実際に動物を安心させる道具を設計したりして、自分の観察を実証している。 その人はたしかに知的であって、たぶん嘘もついていないんだけれど、 やっぱり人間の感情のことは

  • インターフェースの身体性 - レジデント初期研修用資料

    「有限性、適応性、自律性を持った構造化インターフェース」としての、身体の面白さについて。 身体が生む小さく浅い世界 人工知能は計算的に「深い」アルゴリズムを使うから、外乱に対して弱い。 入力のわずかな変動が、出力においては大きな、予測不可能な変動を生んでしまう。 計算的に深いプログラムは、ノイズの少ない、シミュレーション世界では上手に 機能するけれど、実世界では役に立たない。 大きすぎる問題は、解くことができない。実世界という、あいまいで変動幅の大きな問題は、 AI にとっては要求される計算量が莫大になりすぎてしまう。 対象とする問題を強引に「小さく」できるなら、計算量をそれだけ減らすことができる。 「脳単体」としては存在し得ない人間の脳は、「身体」というインターフェースを介して世界と接する。 身体は、知性と世界との界面に介在して、脳からみた見かけ上の世界を、 小さくすることに成功している

  • 「物言わぬ上司」の力 - レジデント初期研修用資料(旧)

    初めて離島に飛ばされた昔。何でもできる気分でいたのに、「普通の肺炎」で 外来に来た患者さんと対峙して、薬を処方できなくなった。 「それができる」ことと、「それを決められる」こととの断絶について。 いつも上司がいた 当時たしか3年目ぐらいだったから、その頃にはもちろん、 肺炎の人なんて100人以上診療していたはずなんだけれど、土にはいつも上司がいた。 研修の後半は、基的には自分で指示を出していたのに、島に一人で放り出されて、手が固まった。 今までは要するに、「上司が黙ってみてる」というのが、強力な承認装置として働いていて、 それがなくなって島に飛ばされて、目の前にいる、一見典型的な肺炎の患者さんが、 当に「典型」と認識してもいいのかどうか、確信できなくなった。 研修医はたぶん、「正しさ」を、「上司に怒られない」ということを通じて理解する。 だからいきなり一人で放り出されたそのときは、た

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    icloud 2009/02/08
    数学の解法パターンなんて生ぬるいもんだな・・
  • 自分の体験で話すと刺さる - レジデント初期研修用資料(旧)

    誰かを説得するときには、「こうするのが正しい」をやってもうまくいかないけれど、 「僕は自分がかわいいからこうしているよ」みたいな言いかたをすると、伝わる印象を持っている。 教育したい人 同業者にも、愛想いい人と、愛想の対極みたいな外来対応をする人がいる。 愛想の対極に走る人も、別に患者さんが憎くてしょうがないとかじゃなくて、やっぱり「いい医者」 になりたいと願ってる。そういう人たちは、患者さんというものを、「教育」すべきものだと思っているから、 みんなその人たちなりのポリシーもって、厳しい外来をやっているみたい。 自分たちだって客商売だし、主治医に怒られるのが大好きな患者さんなんて、たぶん少ない。 愛想はないよりあったほうがよくて、少なくとも研修医のうちは、 「僕は将来厳しい外来をやる医者になるんだ」なんて考えてる奴は、たぶんいない。 研修期間を終えて、病院中から「先生」なんて呼ばれるのが

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    icloud 2009/02/08
    自分を担保にするってことか・・
  • 論文を書くということ - レジデント初期研修用資料(旧)

    昨日のおしゃべりのまとめ。 アカデミズムに背を向け、ただひたすらに患者様中心の医療に邁進すのは、 全然かっこいいことじゃないです。 臨床のことだけ、治療のことだけ考えて医者をやっていくという選択肢は、 何の覚悟もいらない、楽な道を選択するということです。 研究と臨床を両方やってる連中のほうが、よっぽど大変な思いをしていますし、 人生に対して真摯です。 研究メインで臨床片手間の奴等なんて、投げてるんだか賭けてるんだか分からないぐらいの 万馬券に、人生の全財産賭けちゃってます。 「あえてリスクを取る生きかた」が人としてかっこいいことならば、ベタベタの 臨床屋なんて、単なるチキン野郎です。 私は論文を書くことに興味がありません。ひたすら臨床。 何かポリシーがあってアカデミックなことをしないとか、臨床研究をやっている連中になにか 反感があるとか。そうした理由は一切ありません。 今のやりかたが楽で楽

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    icloud 2009/02/08
    営みの生産物が目に見えるか、見えないかでこれほどまでに価値が違うのはなぜだと考える俺は多分ヘタレなんだろうな
  • 分かりやすいマニュアルへの試行錯誤(1) - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります あるセカイ系の妄想 内容さえすばらしければ、1つの文章、1冊のというものには世界を変える力がある。 そんな童貞臭いセカイ系の戯言を、昔は気で信じてた。 研修医だった当時、聖路加だの虎の門だの、大手のブランド病院は「研修医が書いた」と称する レジデントマニュアルを次々と発表していた。あんなもの、絶対使うもんかと思いながら、 下級生の買ったやつを分捕って見てみると、結構便利。くやしかった。 沖縄中部病院のレジデントマニュアルも、なぜか手元にあった。 「研修医当直御法度」という題名で市販されている。「物」は、売られているやつよりも はるかに質素な装丁で、ポケットに入るように版形も小さい。 左翼過激派の地下文書(なぜか手元にたくさんある…)を連

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    icloud 2009/02/08
    文章作成ツールに対して不満を書き立ててくれたら創作意欲がわく
  • 分かりやすいマニュアルへの試行錯誤(2) - レジデント初期研修用資料(旧)

    分かりやすい/読みやすいとは 以前書いた病棟ガイドもいいかげん古くなったので、今年こそ内容を書き改めたい。 できれば、もうすこし分かりやすい内容で。 洗脳とか、ゲーム脳化とか、そういった下衆な意図無しのやつを。 工業製品の取扱説明書は、読者に「読んでもらう」ための工夫、「分かってもらう」ための工夫が いろいろと考えられている。 読んでもらうためには、まず読者に知識を与え、 さらに安心感を与え、同時に潜在的危機感へも訴えながら、文章内容を理解してもらう。 マニュアルに情報を並べる順番は、製品を開封してから電源を入れ、実際に使って見るまでを順を追って書く。 ユーザー視点での順番を心がける。 最初に概略を書く。これから提示される手順がどんなものなのか、事前に分かってもらう。 結果志向で書く。「○○をしてください。すると、こういったことがおきます。」という、行動の結果何がおきるかを記載する。 行動

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    icloud 2009/02/08
    マインドマップとタグと、スタイルシートとデーターベースと・・とかを組み合わせた情報管理ソフトがもし出来上がったらテストしてもらいたい
  • 情報伝達の遅延と多様性 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 勤務先で変な風邪が流行っていて、この2日間身動きとれず。気管支からやたらと「いい痰」が出て、 培養に出したらなんか生えるんじゃないかと…。 エンダーのゲーム 寝てばっかりだったので、エンダーのゲーム というSFを読んでいた。 内容はありきたりの宇宙戦争もの。 天才少年・少女を集めて軍人として育て上げ、司令官を養成するバトルスクール。 敵は、バガー。昆虫型の異星人である。 ハインラインの「宇宙の戦士」、ジョー・ホールドマンの「終わりなき戦争」とも似た世界。 違うのは、あまりにも主人公が子どもであることだ。 主人公のアンドリュー・エンダー・ウィッギンは、6歳でバトルスクールに入る。 彼は、産児制限の厳しいこの世界で許されざる「サード」3番目の子

  • アナログ評価の検査 - レジデント初期研修用資料(旧)

  • 院長室の秘儀 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 昔研修していた400床の民間病院では、一晩に当直する医師の数が12人。 救急外来4人。内科2人、外科2人、産婦人科、小児科が各2人。 病院の隣に「夜明かし」という飲み屋さんがあって、そこの奥座敷が整形外科の第2医局。 朝の5時ぐらいまでだったら、そこには必ず誰か常駐していたから、分からない骨折の人がきたときは、 電話一で飛んできてくれた。 救急外来はいつもお祭り。ダブルCPRなんかになると病院中の当直医が集まってきて、 昼間以上のにぎわい。3日に1回は当直だったし、仕事は忙しかったけれど、 今はいい思い出。 救急車奪いあい。症例奪いあい。 救急医療の崩壊なんて、考えもしなかった、ほんの6年前のこと。 責任者を出せ フロントラインに立つのは研

  • 中国にいってきた - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 夏休み 動機は単純。パンダを見に行こう。 準備なんか何も考えていなかった。 先の読めない仕事。遠い先の予定をいれると、 予定直前になったとき、締め切り効果で判断ミスの可能性が増える。 幸い、現地のガイドさんにはつてがあった。「いつでも大丈夫ですよ。」との力強い返事。 信じた自分たちが馬鹿だった。 航空券は、直行便が一杯。上海で中国の国内線に乗り換えるルートが、何とか空いていた。 割引がないから高いけれど、ツアーじゃないから、これは仕方がない。 なんとか休みが見えてきた1週間前。ガイドさんからメール。「別な仕事が入りました。残念です。」 なんだよそれ。 中国語なんてもちろんできないし、行くのは奥地だ。ガイドと車がないと、話にならない。 慌てて中

  • 魂消える演劇というもの - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 演劇を見るのもやるのも恥ずかしかったのは小学生の頃。 作り話を楽しまず、斜に構えるのはかっこいいことだった。空気の読めない子供はせっかくのライブ演劇(昔は3ヶ月に1回ぐらい、体育館に劇団が来てくれた)を楽しまず、奇声をあげたり歩き回ったりして、教師の人を困らせていたらしい。 演者と観客とのお約束 実世界に仮想空間を作り出す演劇を楽しむには、劇団と観客との間には守らなくてはならない「お約束」がある。 背景がなぜ手書きの絵なのか。俳優の人は、なぜああも大げさな動作をするのか。無粋な突っ込みはいくらでも入れられる。それでもそんなことをしてはいけない。演劇は、突っ込むよりも楽しんだほうがずっと幸せになれる。空気が読めない子供には、素直に演劇を楽しむこ

  • 勝利条件は何なのか - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 強いだけでは競争に勝てない 豊富な資金、莫大なマンパワーや技術。何かの競争をするときには、こうしたものはとても大きな武器になるけれど、勝負はそれだけでは勝てない。 勝負には、必ずルールがあり、ルールごとに勝利の条件というものが違う。 勝利の条件が何なのか、それを満たすためには何をするのかが最適なのかが決定できれば、 勝負の最適戦略というものが決定できる。 勝負事は、明確な目標に最適な戦略というものが加わって、初めて確実な勝利が手に入る。「実力」などというものは、勝負に勝つための必要条件ではあっても、十分条件にはなりえない。 負けるけど勝つ戦略 1995年のアメリカズカップ(150年以上続くヨットレースの最高峰)、日は優勝候補とも言われながら

  • 初心者の手技はなぜ怖いのか - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります エルステ寿司 昔の外科では、どこの病院でも「エルステ(初めての)寿司」という 習慣があった。 初めての虫垂炎。初めての胆摘。若手の外科医がなにか新しい手術の執刀医となったとき、 あるいは新任の外科の先生が新しい病院での第一例の執刀医となったときに、 周囲のスタッフに寿司をご馳走する。 おごる範囲は広範。前立ちをしてくれた先生や、手術室のスタッフ。病棟ナースなど総勢十数名。 新人の頃、新しい手技を覚えるたびにこれが何度かあり、けっこう痛い出費になった。 1年目、2年目はどちらかというとお礼をする側。 そのうちなんだかんだと年をとって、おごる側からおごられる側に回ると、 今度は新人の夕飯代を持つ義務が出てくる。結局同じ病院で働くかぎり、結局損得は

  • 削る研修と育てる研修 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 民間病院の臨床研修 1年生の頃はひどかった。 入職してから、オリエンテーションに10日間。そのあとは、右も左も全く分からない病棟でいきなり30人持ち。 できるわけが無い。患者さんの把握をしようにも、名前一つ満足に覚えられない。新患など入った日には、残りの患者は放りっぱなしだ。何か頼まれたって新人には覚えられるわけがないし、 メモのとりかたや病棟での行動のしかた、トイレにいくタイミングや事の時間、大事なものは 誰一人として教えてくれない。 新人は怒られる。理不尽な話だ。いくら怒られたって仕事はできないし、頼まれたオーダーはこなせない。 「もう駄目、辞める」と誰もが思う。実際辞める奴もいた。 それでも、もう駄目だ…と思った頃、その日は誰もが会っ

  • 体育会という議論手法 - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 空気が読めない人が増えている 正しい論理ばかりまくし立てたってしょうがない。 議論というのは、論理だけでは勝ち負けは決められない。 肺をみる医者。骨をみる医者。外科と内科。先輩と後輩。 集中治療室では、様々な立場の人が、様々な「看板」を背負って毎朝のミーティングに臨む。 誰もが負けることは許されない。医者なんて面子が全てだから、どんな議論でも勝ちにいく。 議論は大いにしてほしい。それはお客さんのためにもなるから。でもチームが瓦解することは なんとしてでも避けなくてはならない。それをやられると、お客が死ぬ。 議論の結果、みんなを勝たせる。空気の流れを操作するのはとても難しい。 win-win の関係なんて嘘だ。 あんなものはゲーム理論屋の詭弁だ

  • 文章メディアの限界と可能性(後半) - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 内容と表現は分離可能か 文章メディアが表現する中身というのは、その物語の「内容」と、「文章の起伏」とに大別される。 物語の内容のみ読み出す方法として、「斜め読み」に代表される速読の方法があるが、 そこで置き去りにされた「文章の起伏」とは、文章メディアにとってどういう存在なのだろうか。 内容が肉ならば、レトリックは骨。分離すれば、文章は死ぬ。 レトリックというのは、着せ替え人形の服のようなもの。着せる服によって、同じ中身でも違って見せられる。 どちらの立場が正解に近いのだろう。 古い物語は、それが文書として形成される前に、長い口づたえの時代を経ている場合が多い。 昔話に代表される民間伝承もまた、初期の頃はすべて口伝で次の世代へと受け継がれた。

  • 速く動くとはどういうことか - レジデント初期研修用資料

    レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります のろまな奴は嫌われる 速さは力だ。どんな状況にあっても、動きのすばやい研修医は、そのことで誰かの不興を買うことはない。 もちろん、仕事は早いだけではなく、正確な事だって大事。 それでも、研修医の仕事には、正確さなんか求められない。 たいていの病院には、年次が上のレジデントが必ずいる。大事な用事、必ず間違えなくやって欲しいことは、彼らに頼むか自分でやる。研修医には、まだそこまで大事な仕事は回ってこない。優先するべきなのは、正確なことではなく、速いことだ。 上級生は研修医の「速さ」を評価する。速いとは何が速いのか?速さを測るパラメーターは、いくらでもある。たとえば以下のようなものだ。 用事を頼まれてから、帰ってくるまでの時間 患者のサマリーが、