間杉俊彦(ダイヤモンド社 人材開発事業部副部長) 【第11回】 2009年03月31日 去る者は追わず。 慰留するに値しない“お子ちゃま部下”とは? ――こんな部下なら、辞められても自分を責める必要なし 日頃は「若手を簡単に辞めさせるな」と主張する当連載ですが、今回はちょっと矛盾するような内容です。 それは、「組織と折り合いをつけることができない若手が辞めたところで自分を責めるな!」というもの。もちろん、“早期離職肯定”へと宗旨替えしたわけではありません。 「辞められて当然」のひどい会社があるように、慰留するのもバカバカしい若手もいます。居座ることが会社のリスクになるような若手のことです。そんな人間に真摯な指導をするよりも、あなたにはもっと大事な仕事があるはずです。 入社2年目の危機 春4月。今年も新入社員がやってくる季節になりました。早期離職がもっとも多いのは、入社2年目という