家庭で美味しいビールを注ぐには? 以下のビールの注ぎ方は、日本一のビール注ぎの名人と言われた、故・新井徳司氏に生前教わったものである。 新井氏は、自分の店であるビアホール「灘コロンビア」に来る客に、色々なビールの知識を披露して下さっていたのだが、これもその中の一つだ。 まず基本としては、鮮度のいいビールを用意すること。銘柄もさることながら、日付の古いビールは美味しくない。 それを冷蔵庫で冷やす訳だが、ある程度時間をかけて冷やし、ビールを落ち着かせた方が美味しい。 次にグラスだが、これはサイズが大きめのものを用意する。新井氏の注ぎ方では、勢い良くビールを注いできめ細かい泡を作るので、小さいグラスだと理想的な泡ができる前にあふれてしまう。 そのグラスを洗剤でよく洗って自然乾燥させる。汚れや油分が少しでも残っていると、たちまち泡が消えてしまう。早く乾かしたいからと、布で拭いたりしないこと。 夏場