紙掲載誌名情報の科学と技術 = The journal of Information Science and Technology Association 60(4) 2010掲載ページp.151~155すべて見る
高エネルギー物理学は再び学術情報流通に革新をもたらすか? プレプリントサーバ“arXiv”が登場した高エネルギー物理学分野において,再び学術情報流通に革新がもたらされようとしている。それは,SCOAP3(Sponsoring Consortium for Open Access Publishing in Particle Physics)という名のプロジェクトであり,2006年に欧州原子力研究所(CERN)を中心に提案された。その目的は,図書館・研究所・助成機関がこれまで学術雑誌の予約購読費に使っていた資金を転用する形で国単位の分担金を集め,高エネルギー物理学分野のコアジャーナル(手始めに5誌)をオープンアクセス(OA)にすることであり,学術雑誌出版の新しい費用負担モデルを提案したものとして位置づけられる。 分担金の負担割合は,高エネルギー物理学における学術雑誌掲載論文の国別シェア(アメ
英国RLUKが設計したEJビッグディールへの代替案<文献紹介> McGrath, Mike. Fighting back against the Big Deals – a success story from the UK. Interlending & Document Supply. 2012, 40(4). (pre-publication) 電子ジャーナルのビッグディール契約(CA1586参照)には,購読していないタイトルの利用が可能になるというメリットがある一方で,契約開始時の購読規模を維持することが求められるという問題点もある。毎年値上がりが行われる高額なビッグディール契約をどのように維持していくか。あるいは利用可能なタイトル数の激減を引き受けてでも契約を中止するのか。これは国内外を問わず多くの大学・研究図書館において共通の課題となっている。 上記の文献は,英国研究図書館コン
2008/6/12 「学位論文電子化の諸問題に関 するワーキング・グループ」 中間報告について 東京工業大学附属図書館 富 田 健 市 2008/6/12 本日の内容 � はじめに � 「学位論文電子化の諸問題に関する ワーキング・グループ」 について � 中間報告について � 提言 2008/6/12 「学位論文の電子化の諸問題に関する ワーキング・グループ」について(1) � 「国立国会図書館と大学図書館と の連絡会」の下に設置 � 平成19年12月26日から 平成20年3月13日までに4回開催 � 博士論文について検討 2008/6/12 「学位論文の電子化の諸問題に関する ワーキング・グループ」について(2) � メンバーは14名 大学図書館 6名(国立2名,公立1名, 私立3名)[協力委1名] 国会図書館 6名(総務部2名,収集部1名, 関西館3名)[事務局1名] NII 1名
学術情報流通政策と大学図書館 はじめに 本稿では、21世紀最初の10年間における大学図書館をめぐる学術情報流通政策および施策等に関する政府・文部科学省・国立大学図書館協会・国立情報学研究所(NII)等の政策文書やそれらについての主要な研究等をレビューする。なお、ここではもっぱら大学図書館における学術情報流通を取扱うので、竹内(1)の指摘を踏まえ、「学術情報流通政策」と「学術情報政策」を特に区別することなく使用する。あわせて、「大学図書館政策」についても同様とし、多くの場合単に「政策」と略記する。 この10年間における「政策」関連文献は、1990年代における学術情報流通関係文献を扱った北ら(2)の文献レビュー(260件)や、その作業を引き継ぐ呑海(3)の2001年から2009年までの269件の文献レビュー、更には2007年9月時点で「最新3年程度」の範囲で、学術情報流通と大学図書館の学術情
イベントは終了しました。88名の参加がありました。 ご参加ありがとうございました。 当日の発表資料と開催報告を公開しましたので,ご活用ください。 更新記録 ・ドキュメントを掲載しました。(2012/03/06) ・ビデオ映像を掲載しました。(2011/12/28) ・発表資料を公開しました。(2011/12/28) ・開催報告を公開しました。(2011/12/15) ・プログラムを公開しました。(2011/11/15) ・ウェブページを公開しました。(2011/11/02) 【概要】 ・ 本格的な科学の研究においては,文献や引用は重要であり不可欠となっています。 研究者や学生は,関連する論文記事,引用可能な資料はもちろんのこと,今時のツールであるウェブ,ブログ,ツイートを駆使し,それらを研究や執筆活動に有効かつ効果的に取り入れる努力をしています。彼らは授業や研究室で知的資源を共有し,またイ
TogoDocは生命科学者のための文献管理&PubMed論文推薦サービスです あなたのPCには,過去に読んだ論文PDFが大量に"死蔵"されていませんか? また,毎週大量に出版される論文のチェックにお困りではありませんか? TogoDoc Clientは,上の2つの悩みを一挙に解決する,生命科学者のための文献管理トータルソリューションツールです. WindowsおよびMacOSXで動作します.フリーソフトウェアですので,ご自由にお使いください. TogoDoc Clientの特徴 手軽! 論文PDFを普段保存しているフォルダを指定しておけば,新しく読んだPDFファイルをそこに保存していくだけであとは自動的に内容を解析し論文を整理します. 賢い! 上の解析結果に基づいて,最近PubMedに登録された論文から必読文献を推薦します(ライフサイエンス統合データベースセンター(DBCLS)のサービスT
The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian. Mendeley。いわゆる文献管理ツール。去年の今頃はそう思っていた。ところが。それはとんでもなく違う認識だったとしたら。 話は今年、2011年2月に遡る。Bloomington, IN で開催されたCode4lib ConferenceでのIan Mulvanyさんの発表、"Mendeley's API and University Libraries: Three Examples to Create Value"で語られたのは、「MendeleyからOAuthで認証してリポジトリにアクセス」「MendeleyのMy Libraryから自分の文献をSWORDでリポジトリに投入」というAPIをバリバリ使った実装例の紹介と、APIコンテス
科 学 技 術 基 本 計 画 平 成 2 3 年 8 月 1 9 日 閣 議 決 定 科学技術基本計画について 平 成 2 3 年 8 月 1 9 日 閣 議 決 定 政府は、科学技術基本法(平成7年法律第130号)第9条第1項 の規定に基づき、平成23年度から5か年の科学技術基本計画を別紙 のとおり定める。 (別紙) 科学技術基本計画 i 目 次 はじめに 1 Ⅰ.基本認識 2 1.日本における未曾有の危機と世界の変化 2 2.科学技術基本計画の位置付け 3 3.第3期科学技術基本計画の実績及び課題 4 4.第4期科学技術基本計画の理念 5 (1)目指すべき国の姿 5 (2)今後の科学技術政策の基本方針 6 Ⅱ.将来にわたる持続的な成長と社会の発展の実現 8 1.基本方針 8 2.震災からの復興、再生の実現 9 (1)目指すべき復興、再生の姿 9 (2)重要課題達成のための施策の推進
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Journal Usage Statistics Portal JUSP gives librarians a simple way of analysing the value and impact of their electronic journals, books and databases through accurate and comparable usage statistics. JUSP saves academic libraries time and duplicated effort by providing a single gateway for them to access their usage statistics from participating publishers. Access the Portal Learn more
博物館・美術館、図書館、文書館、公民館の被災・救援情報を集約する saveMLAK プロジェクト(1)は、このたび、ハーバード大学ライシャワー 日本研究所による「2011東日本大震災デジタルアーカイブ (The Digital Archive of Japan's 2011 Disasters)」プロジェクト(2)と 正式なパートナーシップを締結いたしました。 このパートナーシップにより、博物館・美術館、図書館、文書館、公民館(MLAK)関連 ウェブサイトを定期的にアーカイブし、震災後消えゆく、もしくは変わりゆくページを 記録していくことが可能になります。 saveMLAKは、東日本大震災で被害を受けた被災地域の文化・歴史を支え、 地域の交流・学習・情報拠点としての役割を担ってきた博物館・美術館、図書館、 文書館、公民館の被災・救援情報を集め、その情報を共有することを目的としたサイトです。
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