欧米ではすっかりpdfTeXに移行してPDFを直接生成するワークフローになっているのに、なぜ日本語ではPDFを出力できない(u)pTeXがいまだに生き残っているのか。 簡単に言うと、TeXと事実上互換性があるpdfTeXが発明されたときに、日本語圏のデファクトだったpTeXのことが一切考慮されなかったからである。 このような事情により、pTeXをpdfTeXベースに改修することも、pdfTeXをpTeXとの互換性を最大限に保って日本語に対応させることも、技術的な制約によって無理という状態になった。 pdfTeXベースの日本語TeXを作るには、ぜんぜん違う日本語TeXを改めて作るしかなかったのである。 そのようにして作られたのがLuaTeX向けのluatex-jaである。 これはLuaTeXそのものを改良するという方法ではなく、LuaTeX向けのパッケージとして作られた。 同じ要領でpdfT

