この記事はHaskell(その3) Advent Calendar 2017の22日目の記事になります. 「ああ,Haskellで仕事できたらどれだけ幸せか!」 おそらくHaskell好きな方にはこういった方が多いと思います. ですが,実情としてC++やC#, Pythonといった主力勢力の多い企業や団体の中で,一人Haskellを推していったところで焼け石に水. なぜでしょうか?それは,Haskellが共通言語ではないからです. これはみなさんご承知でしょう. なので,社内・社外の勉強会を利用するわけですが,如何せん,すでに他言語で書かれているものを置き換えたり機能追加するのはやはりハードルが高いわけです. なぜでしょうか? 彼らはきっとこういうでしょう. 「だって,Pythonの方が慣れてるし」 慣れ. そう,つまり慣れなのです! 私たちだって,英語は読み書きできるけれど,日常の多くの