背景 Ubieでは以下の記事にあるように、一昨年から新しく始めるプロジェクトにはGoとTypeScriptを積極的に採用しています。私は本来プロダクトセキュリティが主な専門領域なのですが、公私ともに普段からGoでツールやサービスの開発をしているため、社内のGo言語の普及をサポートしたりプロダクト開発に参加したりしています。 Go言語で開発したことがある方はご存知かと思いますが、Goは標準パッケージで提供されているエラーハンドリングは最低限の機能しか提供されていません。これは、CLIツールなどではエラーの内容が簡潔に表せてよいのですが、サーバサイドアプリケーションのようにエラーにまつわる情報を詳細に残してあとから調査に利用する、という場面では不向きです。特に本番環境でしか再現しないようなエラーの場合は、いかに関連情報を残せているかが、問題の解決に大きく影響します。 先日も話題になっていました
![UbieにおけるGo言語のエラーハンドリング](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/024bf8117a9e523184ed207b19751cb874695d06/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fres.cloudinary.com%2Fzenn%2Fimage%2Fupload%2Fs--xnOABAG9--%2Fc_fit%252Cg_north_west%252Cl_text%3Anotosansjp-medium.otf_55%3AUbie%2525E3%252581%2525AB%2525E3%252581%25258A%2525E3%252581%252591%2525E3%252582%25258BGo%2525E8%2525A8%252580%2525E8%2525AA%25259E%2525E3%252581%2525AE%2525E3%252582%2525A8%2525E3%252583%2525A9%2525E3%252583%2525BC%2525E3%252583%25258F%2525E3%252583%2525B3%2525E3%252583%252589%2525E3%252583%2525AA%2525E3%252583%2525B3%2525E3%252582%2525B0%252Cw_1010%252Cx_90%252Cy_100%2Fg_south_west%252Cl_text%3Anotosansjp-medium.otf_34%3AMasayoshi%252520MIZUTANI%252Cx_220%252Cy_108%2Fbo_3px_solid_rgb%3Ad6e3ed%252Cg_south_west%252Ch_90%252Cl_fetch%3AaHR0cHM6Ly9zdG9yYWdlLmdvb2dsZWFwaXMuY29tL3plbm4tdXNlci11cGxvYWQvYXZhdGFyL2VlOWMzMWRhODMuanBlZw%3D%3D%252Cr_20%252Cw_90%252Cx_92%252Cy_102%2Fco_rgb%3A6e7b85%252Cg_south_west%252Cl_text%3Anotosansjp-medium.otf_30%3AUbie%252520%2525E3%252583%252586%2525E3%252583%252583%2525E3%252582%2525AF%2525E3%252583%252596%2525E3%252583%2525AD%2525E3%252582%2525B0%252Cx_220%252Cy_160%2Fbo_4px_solid_white%252Cg_south_west%252Ch_50%252Cl_fetch%3AaHR0cHM6Ly9saDMuZ29vZ2xldXNlcmNvbnRlbnQuY29tL2EtL0FPaDE0R2dfUFlFOTV5Z3JPdmpiM0ttajdSZnE0eDNWc1ZTLTVBaWJJMV9IVlE9czI1MC1j%252Cr_max%252Cw_50%252Cx_139%252Cy_84%2Fv1627283836%2Fdefault%2Fog-base-w1200-v2.png)