SWETの仕様分析サポートチーム所属のtakasek(@takasek)です。 仕様分析サポートチームでは、社内のプロダクト開発に対する形式手法の活用可能性を模索しています。当ブログでも、継続的に形式手法に関する情報発信をしています(形式手法 カテゴリーの記事一覧)。 当記事は、Kuniwak(@orga_chem)により社内開催されたAlloyガイダンスを元に再構成した記事です。よく知られたデータ構造であるStackを形式仕様記述しビジュアライズすることで、Alloyの使い方と利点を実感できます。Alloy未経験者でもステップバイステップで試せるように構成しました。是非、お手元にAlloyをインストールして読み進めてください。環境はAlloy 5.1.0を想定しています。 https://github.com/AlloyTools/org.alloytools.alloy/release
先日行われた July Tech Festa 2018 で、モデル検査を使った分散アルゴリズムの検証について発表してきました。 前半はオートマトンによるシステムの記述と検査の基礎について、後半は三種類のツール SPIN、TLA+、P による記述方法の紹介、といった内容です。 後半のソースコード紹介が散文的な感じになってしまって、いまいちメリットが伝わらない感じだったので、次回があればもっとエモいスライドにしようと思います。 分散アルゴリズムの形式化 定理証明による検証 今回の話の流れとして「分散システムにはモデル検査が有効」と述べていますが、必ずしも定理証明が分散システムの検証に向かないという趣旨ではありません。 例えば、定理証明器 Coq によって分散システムを証明するためのフレームワークとして Verdi が開発されています。 github.com さらに、Coq は実行可能なコードも
先日行われた JAWS FESTA 東海道 2016 で登壇してきました。 形式手法と AWS のおいしい関係。- モデル検査器 Alloy によるインフラ設計技法 #jawsfesta from y_taka_23 www.slideshare.net テーマは以前 AWS Summit で発表したものと同じですが、前回が 5 分の LT だったのに比べて今回は 25 分の枠を頂きました。そこで、形式手法を用いる動機を中心に据えた前回と比較して、以下のような実践的なトピックを充実させてあります。 Alloy を使うためにの最低限必要な言語機能を知る シンプルな Web サーバ周りのネットワークについて、仕様から設計を導出する ちなみに前回の AWS Summit 2016 での発表に関してはこちらから。 ccvanishing.hateblo.jp 寄せられた質問 発表後に頂いたいくつか
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