日本年金機構から約125万件の個人情報が流出した問題は、機構の職員が電子メールの添付ファイルを開き、コンピューターウィルスに感染したことが原因と見られている。このことに、ネットからは「怪しいメールの添付ファイルを開くなんて不注意すぎる」などとの批判が出た。 しかし、実際にウイルス付きメールを受け取ったとされる元政府関係者は、「怪しい」とされるメールを見破れる人は「たいしたものだ」と、巧妙な手口に警告を発している。立命館大学教授の上原哲太郎氏は、7年前に受け取ったとされる怪しいメールをTwitterで紹介。「今はもっと巧妙だ」と注意を呼びかけた。