タグ

辻田真佐憲に関するiijimakentarouのブックマーク (4)

  • 「歴史警察」を乗り越えて、〈マクロな知〉の再評価が必要だ|辻田真佐憲|文藝春秋digital

    ★前回の記事はこちら。 ※連載は第20回です。最初から読む方はこちら。 * 今月、歴史学者の前川一郎・呉座勇一、社会学者の倉橋耕平との共著で『教養としての歴史問題』(東洋経済新報社)を上梓した。オンラインではすでに販売されており、店頭でもこれから並びはじめるはずだ。 書は、立命館大学で昨年9月に行われたシンポジウム「なぜ『歴史』はねらわれるのか?」がもとになっている。猖獗をきわめる歴史修正主義について、たんに分析・批判して終わりではなく、「結局、どうすればいいのか?」というより実践的な問題にまで踏み込んだ意欲的な試みだったが、そのスリリングな議論はそのまま紙面にも生かされている。 筆者は、個別の論考と座談会で、〈マクロな知〉の重要性を指摘した。いうまでもなくそれは、連載でたびたび指摘してきたことと同様である。 人間は、限られた時間や能力のなかで社会生活を送る。そのため、専門的に詳しく

    「歴史警察」を乗り越えて、〈マクロな知〉の再評価が必要だ|辻田真佐憲|文藝春秋digital
  • 東浩紀「コロナ禍で『リベラル』な知識人は『監視社会』を肯定してしまった」 | 文春オンライン

    東 ぼくはテレビにはもう出ていないし、新聞にもあまり出ない。つまり、マスコミと付き合わないというポジションなんです。そう考えたときに、ぼくには今のツイッターもマスコミに見えたのでやめた。今回、コロナで緊急事態ということでまたやっています。 ――3月5日のツイートを今読み返すと、すでにその頃から、東さんの考えは一貫していると思います。都知事選を想起させる「ぼくたちは人々の不安に付け込むポピュリストのパフォーマンスには距離をとるべきです」という発信をしていたり、「生きることはリスクとともに暮らすことです」「そもそも不可能な感染拡大の阻止ではなく、重症患者の命を救うことに集中すべきです」といったwithコロナに近いアイディアも。 東 ぼくにとっては、3.11の経験が大きかったんです。原発事故の後、放射能の危険性を巡って専門家も右往左往し、かえって混乱を招きました。しかし間もなく10年を迎えようと

    東浩紀「コロナ禍で『リベラル』な知識人は『監視社会』を肯定してしまった」 | 文春オンライン
  • 東浩紀「批評家が中小企業を経営するということ」 アップリンク問題はなぜ起きたか | 文春オンライン

    ◆ ◆ ◆ インテリが話す言葉を聞いても感心しない ――東さんは、少数のエリートと大多数をわけるのではなく、中間層のサラリーマン出身のような人たちのことを考えなければならないとずっとおっしゃっています。それは東さんご自身の出自とも関係しているんでしょうか。 東 それは大きく関係しています。ぼくは父親も母親も別に大学人ではないし、親戚にもいわゆる知識人はいません。戦後社会の中から出てきたごく普通の職業人ばかりです。左翼もいなかったので学生運動とも縁がなかった。一般的なサラリーマンの家で育ちました。 ――出自と思想は、どこまで関係していると思いますか? 東 ひとによると思いますが、ぼくの場合、出自が関係しているのは、知識や思想というよりも身体的な感覚ではないかと思います。たとえばぼくは「話がわかりやすい」とよく言われますが、その理由はそもそもまわりに学者がいなかったことにある。ぼく自身、インテ

    東浩紀「批評家が中小企業を経営するということ」 アップリンク問題はなぜ起きたか | 文春オンライン
  • 健忘症に抗って──緊急開催 辻田真佐憲×さやわか×東浩紀「2020年前半めった斬り!コロナで振り返るゲンロン式時事放談」イベントレポート

    カルロス・ゴーン、『パラサイト』、『100日後に死ぬワニ』、香川県のゲーム規制条例、『テラスハウス』……。 2020年上半期に話題となったこれらの言葉を、皆さんはどれくらい覚えているだろうか? 新型コロナウイルスの感染拡大の影響に世界が覆われるなか、あまりに早い情報のスピードの波にさらされ、出来事はすぐに忘れられてしまう。そんな世界の健忘症的傾向に抗うため、7月9日の木曜日、ゲンロンカフェにて突発の座談会が開かれた。 登壇者はさやわか、辻田真佐憲と東浩紀。ゲンロンではおなじみのメンバーだ。 10時間半という異例の長時間にわたって行われた「放談」の様子をレポートする。(編集部) ※このイベントの動画はVimeoにて全篇をご覧いただけます。記事の内容に関心を持たれた方は、ぜひそちらで議論の全容をお楽しみください。 第1部=https://vimeo.com/ondemand/genron20

    健忘症に抗って──緊急開催 辻田真佐憲×さやわか×東浩紀「2020年前半めった斬り!コロナで振り返るゲンロン式時事放談」イベントレポート
  • 1