政府は、農林水産大臣などを歴任した西川公也内閣官房参与が、8日付けで、退職したと発表しました。加藤官房長官は「一身上の都合により、退任されると聞いている」と述べました。 西川公也氏は、自民党の前の衆議院議員で、農林水産大臣や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定をめぐる党の対策委員長などを歴任しました。 そして、平成29年に安倍内閣で、内閣官房参与に任命され、菅内閣でも、農林水産業の振興について助言を得たいとして再任されましたが、政府は、西川氏が8日付けで退職したと発表しました。 これに先立って、加藤官房長官は記者会見で「本人から、退任の申し出があったと承知している。一身上の都合により、退任されると聞いている」と述べました。 一方、大手鶏卵生産会社の元代表が自民党の吉川元農林水産大臣に現金を渡したなどと周囲に説明していることに関連し、記者団が「西川氏へのクルーズ船による接待などが報じられて