「言語化」時代におけるコピーライティングについて考察し、実務に活かせるヒントをお届けする連載「コピー学習帳」。第8回目となる前回記事では広告の「基点」となるタグラインの書き方についてお届けしました。 基礎編・第9回のテーマは「キャッチコピーの書き方」についてです。 毎回、宿題(のようなもの)を出していく予定ですので、ぜひチャレンジしてみてください。 前回記事テーマであったタグラインが広告メッセージの「オチ」であれば、キャッチコピーとはその前の「掴み」の役割を担う言葉です。 たとえば地下鉄のコンコースを足早に進むとき、通路の左右にはギッシリとポスターが貼られています。ふと気になって足を止め、読んでもらうためにポスターは掲出されるわけですが、人々がその前を通り過ぎるのは0.5秒程度。なかなかの逆境です。 高度情報化社会になって、人間の情報処理能力では99.9%の情報は捌けず無視せざるを得ないと
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