前回のお話 ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくん、ケイヒさん、ナメ江さんとともに、怖いもの克服の特訓中。 優しい彼らは、さんざん付き合ってくれました。 「なぁ。トビー。そろそろ大人は退散してもいいか?」 「ソウネ、私モ、オ店ノ準備ガアルカラ」 「ありがとー。じゃあねー」 「あ、すいません。おふたりとも」 二人は近くで眠そうにしていたにゃこさんを連れ、笑顔で去っていった。 本当に変なことに付き合ってくれたなぁ。 「怖いの大丈夫になった?」 「どうかな?なったかな?」 それよりも今日は、協力してくれようとしたことが嬉しい気がする。 「なに?上手な絵。どうしたの?」 「うん!やっぱりだ。特訓したから怖いの無くなってきてるんだね。」 トビーくんはまた、僕を脅かそうとしていたみた