茨城町で米の生産をおこなっている高安江津子さんは、代々続く米農家に生まれました。15年ほど前、高安さんは農業に携わる友人に“EM菌”を使って無農薬で農産物を作ろうと誘われました。はじめは半信半疑でしたが、薦めてくれた友人の作った野菜を食べて、気持ちが一変したそうです。 「その野菜が本当においしかったんです。野菜の味が濃くて、今までに食べたことのないおいしさでした。正直はじめは"EM菌"がそんなに効果があるとは信じられなかったんですが、食べて実感しました。」 その時から、“EM菌”を使い、除草剤を使わない高安さんの米作りへの挑戦が始まりました。 EM菌・・・琉球大学農学部教授の比嘉照夫氏が命名。実際にはEM菌という菌はおらず、自然界に生息する有用微生物を集めてその効果が現れるように組み合わせ、培養したもの。 高安さんは、自宅で油かす、魚粉、米ぬか、焼いたもみ殻などを使って"EMボカシ肥料"を
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