辻 沙絵(つじ さえ、1994年10月28日[4] - )は、日本の女子陸上競技選手。リオデジャネイロパラリンピック日本代表。陸上競技障害クラスT47。 略歴[編集] 北海道七飯町出身。生まれた時から右腕のひじから先がない先天性前腕欠損[5]。函館市立鍛神小学校5年でハンドボールを始め、函館市立本通中学校を経て女子ハンドボールの強豪校茨城県立水海道第二高等学校に進学し高校総体でベスト8、国体にも出場するなど活躍する。 高等学校卒業後にスポーツ推薦で日本体育大学に入学したが、高校時代に計3度断裂した両膝前十字靱帯のケガのため入学後1年半はリハビリ中心の活動を余儀なくされた[5]。大学2年時にハンドボール部監督から障害者陸上競技への転向を打診されるも「(ハンドボールで)健常者と対等に渡り合っている」という自負から葛藤もありしばらく陸上部と兼部という形で活動を続けた。だが2015年10月の世界選