記事によると、米カンザス州のCBW銀行とニュージャージー州のCrossRiver銀行がこの度仮想通貨「Ripple」を採用した。これは今年5月に世界初のRipple採用銀行となったドイツのfidor銀行に続く動きで、アメリカでは初という(CoinDeskの記事)。 RippleはBitcoinと同様仮想通貨として紹介されることが多い。確かにどちらも分散型のアーキテクチャではあるのだが、Bitcoinがハッシュ計算による改竄不可能性を基盤にしているのに対し、RippleのネットワークではRippleゲートウェイと呼ばれるノード(の運用者)が責任を持つ。ユーザはRippleゲートウェイを信任してお金を預け、ゲートウェイ同士はRippleプロトコルで決済を処理する。 つまりRippleゲートウェイの役割は銀行そのものであり、Rippleはその決済プロトコルである(解説記事)。従ってRippleは