イギリスのこれまでの法律では、映画やテレビ番組、曲のクリップが権利者の同意なしに使用された場合、著作権侵害で訴えられる危険があった。10月1日に発行された法律では、こうしたパロディーの権利が緩和されるという。元作品と市場競合しない場合、こうしたパロディが認められるようだ(BBC、BBCの別記事、Slashdot)。 著作権者はパロディーが差別などを助長していると考えられる場合、訴訟を起こすことができる。仮に訴訟が起きた場合、そのパロディーが面白いかどうかについては裁判官が判断するというある種のブラックジョーク的状況になっている模様。なお、今回の改正で今までは認められてこなかった、CDをコピーして、自宅と車で使えるようにするといった部分の著作権法も緩和されている。