NTT東西地域会社は、時報サービス「117」番で、2006年の1月1日が1秒間長くなる「うるう秒」に対応するため、同日午前8時58分20秒から午前9時までの100秒間の秒音間隔を、100分の1秒ずつ長くする。 うるう秒は、地球の公転・自転に基づき時刻を決める「天文時」と原子時計とのずれを修正するもの。2006年1月1日の日本標準時午前8時59分59秒と午前9時00分00秒の間に「午前8時59分60秒」を挿入することが決まっている(関連記事参照)。 「117」は、時報が自然に聞こえるよう、100秒間の秒音を100分の1秒ずつ長くし、合計で1秒遅らせてうるう秒に合わせる。1972年1月1日以来計23回、今回と同様な方法でうるう秒の調整を行ってきた。
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