ロイター電などによると、フィギュアスケートで米国とロシアが裏取引した可能性がある、とフランスのスポーツ紙レキップが報じたことについて、両国のスケート連盟が9日、疑惑を強く否定した。 レキップは匿名のロシアコーチの証言として、アイスダンスの米国ペアのメリル・デービス、チャーリー・ホワイト組を米国初のアイスダンス金メダリストにさせる代わりに、ロシアの団体とペアを勝たせることにした、と報じた。 これに対し、米国連盟は「誰とも取引はしていない。我々のアイスダンスチームは2度、世界王者になっている」と反論し、ロシア連盟も「馬鹿げた話だ」と否定。国際オリンピック委員会(IOC)は「調査するつもりはない」としている。