忍者の里として知られる三重県伊賀市が高い給料で忍者を募集しているという誤ったニュースがインターネットで拡散し、海外からも問い合わせが相次いでいることから、市は、ホームページで否定するなど対応に追われています。 その後、現地のラジオ番組で、「日本の伊賀市では、忍者は年収8万5000ドルももらえる」というニュースが放送され、伊賀市や観光協会には、「応募したい」という問い合せが、アメリカやスペインなど14の国から合わせて115件、メールなどで寄せられたということです。 伊賀市はホームページに「市が発信した情報ではなく、忍者の募集はしていません」と英語やスペイン語など5か国語で掲載し、「フェイクニュースに注意して下さい」と呼びかけるなどの対応に追われています。 伊賀市の岡本栄市長は「忍者という言葉の影響力の大きさに驚いている」と話しています。