初秋の10月開催となった今季2度目の鈴鹿サーキット決戦。2020年スーパーGT第6戦GT500クラス決勝は、ルーティンピットのタイミングに絡んだセーフティカーの導入の好機を完璧に活かた23号車MOTUL AUTECH GT-Rの松田次生/ロニー・クインタレッリ組が、予選最後尾から前代未聞の大逆転劇を演じてシーズン2勝目と鈴鹿連覇を達成。2位表彰台にはカルソニック IMPUL GT-R佐々木大樹/平峰一貴組が入り、ニッサンGT-Rがワン・ツー・フィニッシュを飾っている。優勝したMOTUL AUTECH GT-Rの松田次生/ロニー・クインタレッリ組はポイントランキングでも9位から3位タイまで大幅アップを果たし、ラスト2戦を前にタイトルを争いの渦中に加わった。