ウイリアムズF1チームのニコラス・ラティフィは、2021年F1最終戦アブダビGPでのクラッシュの後、ソーシャルメディアを通して悪質な嫌がらせを受け、殺害予告まで寄せられていたことを明かした。 レース終盤、ラティフィは15番手のミック・シューマッハー(ハース)を追っているなかでクラッシュ。それによってセーフティカーが出動した。それまでルイス・ハミルトン(メルセデス)はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)との間にギャップを築き、優勝とタイトルを手に入れようとしていた。だがセーフティカー出動によってギャップはなくなり、さらにFIAレースディレクターのマイケル・マシがレギュレーションの文言に反する形でリスタートを行わせたことで、ハミルトンは著しく不利な状況に陥り、結局最終ラップでフェルスタッペンにかわされ、タイトルを逃した。