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ブックマーク / blog.shoeisha.com (13)

  • MIAU(インターネット先進ユーザーの会)が設立されました。 (CONTENT'S FUTURE)

    著作権やコンテンツにかかわる政策決定の過程にインターネットユーザーの声を反映させるため、『CONTENT'S FUTURE』の著者でもある小寺信良さんと津田大介さん、そして白田秀彰法政大学社会学部准教授をはじめとするロージナ茶会の方々を発起人として、インターネット先進ユーザーの会(Movements for Internet Active Users - MIAU)が設立されました。 コンテンツ消費の現場がリアルからネットへと広がっている中で、著作権制度をはじめとするコンテンツ行政はネットでのコンテンツ消費を発展・拡大させる方向ではなく、むしろ抑制する方向に向かっているのではないかという指摘は、ネットワークユーザーの中から恒常的な不満としてあがっているように思いますが、そういったネット利用者の声を現実的な政策決定の場で表明する組織・団体の欠如もまた指摘されてきました。 『CONTENT'S

  • 【CCJP】第6回クリエイティブ・コモンズ・ジャパンセミナーが開催されました【seminar】 (CONTENT'S FUTURE)

    日、六木ヒルズ森タワー アカデミーヒルズ49にて、第6回クリエイティブ・コモンズ・ジャパンセミナーが行われました。 そこに、『CONTENT'S FUTURE』著者の小寺さんと津田さんが登場し、商業出版物にクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(以下CCL)を付与し刊行したことを事例としてお話されました。 テーマ「21世紀型オープン・エンタープライズに向けて」 非営利組織から営利企業までをつなぐ新しい「共有」というパラダイムについて、最前線のリーダーたちから活動報告を聞き、また今後の課題についての議論を行います。特に今回は、Wikipediaおよび Wikia創始者のジミー・ウェールズ氏よりフリー・カルチャーの最前線の取り組みについて報告をいただくほかにも、Firefoxや Thunderbirdのグローバルな開発普及をつとめるMozilla Japanから瀧田佐登子 代表理事、先日CC

  • 【YouTube】 表現とは? 芸術とは? 天才とは?/産業技術総合研究所江渡浩一郎氏 【取材公開】 (CONTENT'S FUTURE)

    しばらく更新に間が空いてしまいました。すみません。『CONTENT'S FUTURE』の取材がどんな様子で行われていたのかをYouTubeでの動画公開でお見せするシリーズ。これまで4名の動画を公開してきましたが、あとは産総研 江渡氏、DMC機構 中村氏、編集工学者 松岡氏の3人がそれぞれ語っている動画が用意できていますので、今日から連続で公開いたします。 まず今日公開するのは産業技術総合研究所の江渡浩一郎氏。江渡氏はWikiのオーソリティでもあり、書中でもWikiやウェブ2.0の考え方をベースにネット上のクリエイティビティについて語っていただいていますが、一方でメディアアーティストとしての顔もあり、芸術論についても語っていただいています。それはおそらく書取材中でも随一の抽象的な議論となった部分ですが、そこをたっぷりと動画でご覧いただきたいと思います。 天才小学生発掘プロジェクト。クリエ

  • 【Podcasting】JASRAC・電機メーカー・放送業界【3回目】 (CONTENT'S FUTURE)

    9月2日に放送されたネットラジオのPodcastingの第3回です。iTunesなどで聞くには、次のアイコンをドラッグ&ドロップしてください。 次のFlashプレイヤー(とリンク)で、単体のMP3として再生(ダウンロード)できます。 [mp3:http://blog.shoeisha.com/contentsfuture/mp3/CONTENTSFUTURESpecialTalk_3.mp3:CONTENT'S FUTURE Podcasting / special talk net radio archives vol.3 [MP3 - 20:40]] 今回は3人の方の質問に回答しています。 Q.5 JASRACが、ジャズバーが潰れるような料金を徴収したりしていますが ある有名女性シンガーのプロデューサーがiPodに対して「あの中身全部コピーだろ!?」という発言をしてました。気で全部違

  • 【Podcasting】録音補償金・マンガ産業・ラジオ「Life」【2回目】 (CONTENT'S FUTURE)

    このブログでは9月2日に放送したネットラジオのアーカイブPodcastingで配信していますが、その第2回を公開します(全4回予定)。iTunesなどでPodcastとして聞くには、次のアイコンをドラッグ&ドロップしてください。 次のリンク(Flashプレイヤー)で、単体のMP3として再生(ダウンロード)できます。 Q.2 録音補償金は……ほか [00:00~] 次の2つの質問にまとめて回答します。 iTMSはACCプラスでDRMを解除し、他社製携帯プレイヤーにiTMSのチャンネルを解放した形になったが、他の音楽ファイルを販売する会社は同様のことをする予感・予兆はありますか? - id:AKIYOSHI 録音補償金はどのように考えるべきだと思われますか。広くコピー可にすると、必要になるのでしょうか。 - 匿名 Q.3 マンガ産業の未来は…… [07:12~] 『CONTENT'S FUT

  • 【Podcasting】「本書籍をCCにした件で、コピーしたものが大量に出回る可能性について何か一言を」ほか【第1回】 (CONTENT'S FUTURE)

    おまたせいたしました。おまたせしすぎたかもしれません。 9月2日に放送したネットラジオを聞き逃した方のために、「Podcastなどで再公開できないかと検討中」だと書いておりましたが、その準備が整いました。今日から連続で公開いたします。全4回。それぞれ20~30分程度のMP3ファイルです。 今日公開するのはその第1回目。いま少し話題になっている「書籍をCC化することの意義」について小寺さん津田さんがそれぞれの考えを語っています。Podcasting用には次のアイコンをiTunesに突っ込んでください。 また、次のプレイヤー(とリンク)からMP3単体で再生(またはダウンロード)できます。 [mp3:http://blog.shoeisha.com/contentsfuture/mp3/CONTENTSFUTURESpecialTalk_1.mp3:"CONTENT'S FUTURE" Spec

  • 【Q.5】プログラムなどのソフトウェアは同列に扱っているのか?【Ryo2.0さんの質問】 (CONTENT'S FUTURE)

    引き続き質疑応答のまとめです。なお、質疑応答をすべて公開したあとで、ネットラジオそのものもPodcastで公開する予定です。 Q.5 著作権などを考える上で、音楽や動画、書籍などのコンテンツと、プログラムなどのソフトウェアは同列に扱っているのか? それとも、少し違うものとして議論されているのか? 違うものとして議論されているのであれば、どういった方向に行っているのか? プログラマをやっているので、将来のパッケージソフトとかってどうなるのかなぁと思って質問させて頂きました。質的ではない気はしますがよろしくおねがいします。 - 質問者 - Ryo2.0さん 小寺さんの回答 現時点の著作権法そのものは、コンテンツの種類に関しては区別してないですよね(注:正確には映画だけ区別している)。でもそれが問題だという意見は、議論には上がってきています。延長論で言えば、まさに映画が別格になっているという問

  • 【Q6】中間業者形の人たちは?【MFalconさんの質問】 (CONTENT'S FUTURE)

    引き続き質疑応答、6問目です。なお、質疑応答をすべて公開したあとで、ネットラジオそのものもPodcastで公開する予定です。 今後いろいろなメディアが進歩していくなかで、中間業者形の人たちは どのように拳を上手くおろすのか?/おろさせるにはにはどうすればいいか? 来の意味でのアーティスト育成以外で生き残ろうとする(稼ごうとする)のはどうよ? という面について、どのように考えていますか? いろんな意味で、ちょっと高圧的なレーベルとかの今後について、ということで包括的に。 - 質問者 - MFalconさん 津田さんの回答 a.の質問に関していえば、放送でも散々話に上がりましたが、窓口としての「ユーザー団体」があるだけで変わるような気はしてます。団体交渉にしてしまって、お互い飲めるところは飲んで、妥協できるところは妥協して、妥協できない場合は闘争も辞さない、的なスタンスをフェアな立場で行えば

  • 【Q7】いま審議会で違法複製物や違法サイトからの私的複製を30条から外すべく意見がまとめられようとしているわけですが【みうらゆうさんの質問】 (CONTENT'S FUTURE)

    それでは最後の質問です。非常にホットな話題になりましたね。 Q7. いま審議会で、違法複製物や違法サイトからの私的複製を30条から外すべく意見がまとめられようとしているわけですが、その一方で廃盤になった音楽などは私的複製物の貸し借りなどで僅かに流通し伝播してきたということも言えると思います。こうした私的複製物が流れていくことによる音楽文化への効果について、お2人がどうお考えか教えてください。特にライヴブートレグ等についても。 - 質問者 - みうらゆうさん 津田さんの回答1 - 審議会での30条問題について この前の審議会で「僕、この改正はとても反対でこれが通っちゃうとイヤなんですけど、もう決定なんですか?」と正直なところを言ったら会場苦笑い、みたいなことをやっている俺が答えますよ! 実際に法案が通ったとしても、利用を阻害しないようなことは考えられている、とはなってまして、具体的にいうと、

  • 【Q.3】あるコンテンツが常に手に入ることを、一企業が保証できるとは思えないのですが (CONTENT'S FUTURE)

    先日に引きつづき「8月2日に開催された『CONTENT'S FUTURE』刊行記念トークショーでの質問に答えるために、9月1日に放送されたネットラジオ終了後に行われた質疑応答チャットのまとめ」からです。 あるコンテンツが常に手に入ることを、一企業が保証できるとは思えないのですが、その保証は誰が行うべきなんでしょうか? また、「著作物をそれ以上配布しないことを決定する権利」は著作者にあるとは思うのですが、ユーザとしては、自分が購入したコンテンツがそういうものだというのは受け入れられないと(少なくとも今は)思います。 - 質問者 - momoさん 小寺さんの回答 そうですね。確かに、配布システムとして未来永劫存続し続けるというのは、どの企業でも難しいと思います。これは『CONTENT'S FUTURE』の中でも触れてありますが、ゲーム業界では既に起こっていて、ソースが失われた名作ゲームという

  • 【Q.4】放送局がJASRACに支払う権利金や、JASRACがアーティストに支払う印税は……【otsuneさんの質問】 (CONTENT'S FUTURE)

    « 【Q.3】あるコンテンツが常に手に入ることを、一企業が保証できるとは思えないのですが | メイン | 【Q.5】プログラムなどのソフトウェアは同列に扱っているのか?【Ryo2.0さんの質問】 » 【Q.4】放送局がJASRACに支払う権利金や、JASRACがアーティストに支払う印税は……【otsuneさんの質問】 引き続き質疑応答のまとめです。 Q.4 放送局がJASRACに支払う権利金や、JASRACがアーティストに支払う印税は、1使用1曲ごとに集計しないでドンブリ勘定していると聞きました。ただ使用曲の集計コストもタダではないし、JASRACが曲1回使用毎に1円単位で徴収して仲介すると、POSデータを握ったコンビニのような別の権力も生まれる気がします。 このアーティストへの還元システムの理想型はどう考えていますか? (余談ですが、消費者からすると、ケータイやブロードバンドネットのよ

  • 【質疑応答】Q.1 『プラットフォームの移行とDRMの寿命』について思うことをうかがいたいです。【チャット】 (CONTENT'S FUTURE)

    « 【YouTube】 TBSラジオ長谷川氏/価格.com遠藤氏 【公開】 | メイン | 【補償金】Q.2 補償金とDRMの究極の2者選択ですが、……【DRM】 » 【質疑応答】Q.1 『プラットフォームの移行とDRMの寿命』について思うことをうかがいたいです。【チャット】 『CONTENT'S FUTURE』の刊行記念トークショーが8月2日に開催されましたが、その際に参加者から寄せられた質疑応答に答え切れなかったので、トークショーでの質問に答えるネットラジオを9月1日に放送しましたが、その放送終了後にチャット (at Lingr) でさらに質疑応答が行われました(って経緯説明が長い! わかりますかね?)。 チャットでは全部で7つの質問がありましたけど、回答もチャットに書き込まれたので文字ベースで編集しやすいということもあり、またチャットのログの形で置いておいても参照性が悪いので、編集し

  • 【補償金】Q.2 補償金とDRMの究極の2者選択ですが、……【DRM】 (CONTENT'S FUTURE)

    先のエントリで説明しましたように、9月1日にチャットで開催した『CONTENT'S FUTURE』への質問大会のログを再構成して掲載するシリーズの第2弾です。ちょうど補償金とDRMというホットな話題の質問になりました。合わせてお読みください。 音楽配信メモ 「ダウンロード違法化/iPodの補償金対象化」がほぼ決定した件と、ITmediaの記事で抜粋されている発言についての補足 ねおさんのご質問 Q.2 補償金とDRMの究極の2者選択ですが、ユーザーはDRMの方を選んでしまうような気がするのですが、それがユーザーにとって望ましいことだと思いますか? http://www.lingr.com/room/3BLW31ocNGd/archives/2007/09/02#msg-14306028 津田さんの回答 シンプルに言えば、ユーザーにとっては望ましいことではないと思います。 ただ、補償金に

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