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psychologyに関するinflorescenciaのブックマーク (5)

  • アフォーダンス-新しい認知の理論 - 雑記帳

    以前アフォーダンスという言葉の意味がよくわからなかったので読んでみた。 1960年代にアメリカの知覚心理学者、ジェームズ・ギブソンによって完成されたアフォーダンス理論が脚光を浴びるようになった理由の一つに、AI の開発における「フレーム問題」の解決があった。フレーム問題とは、ある行為に関係することと、関係しないことを効率的に見分けるにはどのようにすればよいのか、という問題(p7)。 人間はあることを行なうときに、それにともなって起こる環境の変化が、いま行なっている行為に関係しているのかどうかなどという問題ではけっして悩まない。乳児でさえ、行為に関係しないことは意識せずに「無視」している。「フレーム問題」に悩まないという性質は、人間の知性の質的な特徴の一つのようである。「フレーム問題」にとらわれない人間の知性の「設計原理」とはどのようなものなのか。どのようにすれば「フレーム問題」に悩まな

    アフォーダンス-新しい認知の理論 - 雑記帳
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/08/22
    「アフォーダンスは事物の物理的な性質ではない。それは「動物にとっての環境の性質」である。アフォーダンスは知覚者の主観が構成するものではない。それは環境の中に実在する、知覚者にとって価値のある情報」
  • Life is beautiful: セカチューブームは「多元的無知」か

    CNETのブログのエントリー「既存のウェブサイトをAJAX化する意味が当にあるのか?」の中でも軽く触れたが、皆が良いと主張するものを誰も否定できなくなってしまい、結果的に集団として誤った方向に行動してしまう現象を社会心理学では「多元的無知」と呼んでいる。 難しい授業や講演を受けた人たちが、誰一人として全く理解できていないにも関わらず、それぞれが「理解できていないのは私だけかも知れない。それがばれるのは恥ずかしいから、私も分かったような顔をしてうなずいておこう」と考えて、全員が理解したような顔でうなずき質問もしない、などの状況が典型的な「多元的無知」の例だ。 近年では、十代の子供達の間での「セカチュー(世界の中心で愛を叫ぶ)」ブームが良い例だ。確かにそれなりに良く書けている小説かも知れないが、この手の「純愛もの」は通常はごく一部の子供達だけに受け入れられるたぐいのものである。 しかし、一旦

    inflorescencia
    inflorescencia 2006/06/24
    「皆が良いと主張するものを誰も否定できなくなってしまい、結果的に集団として誤った方向に行動してしまう現象を社会心理学では「多元的無知」と呼んでいる」 よくあるけどセカチューに関して言えば違うと思う。
  • 自己コントロールの檻 - 感情マネジメント社会の現実 - 雑記帳

    「人格崇拝」と「マクドナルド化」を中心に現代社会を論じた。合理的手法の非合理的帰結。 はじめに 現在の社会的状況を支える中心的規範として、けっして自他の人格を傷つけてはならないという「人格崇拝」と、予定にしたがってものごとを効率的に進行させなければならないという「マクドナルド化」の二つの規範が存在する。 この二つの規範は社会の心理主義化によってより高度で厳格なものとなってきており、一方でなめらかでスムーズな人間関係を生み出すけれども、他方では息苦しくさせるような状況をも創出していると思われる。(p19) 第一章 心理主義化社会 筆者はまず、就職活動における「自己分析」をまず例に挙げ、社会の心理主義化に半ば強制的に巻き込まれていってしまう現状について説明している。巷に溢れる「自己分析」関連の書籍を読み、「自己分析」を研鑚することで、「“私”の選択の実現が他者による選択に依存し、その他者が心

    自己コントロールの檻 - 感情マネジメント社会の現実 - 雑記帳
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/06/19
    「格崇拝と合理化という二つの道徳」「自己コントロールと感情マネジメントを個々人に要請」「効率性(efficiency)」「数量化(quantification)」「予測可能性(predictability)」「テクノロジーによるコントロール」
  • ジョハリの窓 - Wikipedia

    ジョハリの窓(ジョハリのまど、英語: Johari window)とは自分をどのように公開ないし隠蔽するかという、コミュニケーションにおける自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方を考えるために提案された考え方。 ジョハリの窓の誕生[編集] 1955年夏にアメリカにて催行された「グループ成長のためのラボラトリートレーニング」席上で、サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリ・インガム (Harry Ingham) が発表した「対人関係における気づきのグラフモデル」を後に「ジョハリの窓」と呼ぶようになった。 ジョハリ (Johari) は提案した2人の名前を組み合わせたもので、ジョハリという人物がいる訳ではない。 ジョハリの窓と自己の関係[編集] ジョハリの窓 自己には「公開されている自己」(open self) と「隠されている自己」(hid

    ジョハリの窓 - Wikipedia
  • 自己コントロールの檻 - 森の路はずれ(避難所)

    自己コントロールの檻 (講談社選書メチエ) 作者: 森真一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/02/10メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 79回この商品を含むブログ (35件) を見る「心を商品化する社会―「心のケア」の危うさを問う」の感想で簡単に触れた、心理学的知識が人々に浸透していくことで人々が自らの内面問題に"封じ込められる"という事象を、社会学らしい多面的・学究的そして中立的に詳述した論文です。前著がわかりやすい入門書だとすれば、著はつきつめた理論書といったところでしょうかね。読む順番としては間違っていなかったと思います。 社会構造の変化によって道徳と化した「自己人格崇拝」が、充足すべき欲求として際限なく膨らんでいく過程で、「キレる」少年犯罪問題と児童虐待問題へと結びついていく考察のダイナミズムにちょっと感動しました。感覚的に理解できるいくつか

    自己コントロールの檻 - 森の路はずれ(避難所)
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/06/10
    「変化と流動性の激しい現実の人間関係や社会とのかかわりによって容易く影響され、侵略の危機に陥ってしまう無防備な「聖なる自己」を、本来あるべき「聖なる空間」に"上がってこい"あるいは"引き上げさせろ"」
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