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ブックマーク / www.heartlogic.jp (9)

  • 東浩紀「人文系が語るネット論」 :Heartlogic

    東浩紀「人文系が語るネット論」 NIKKEI NET IT-PLUSの記事。簡単な感想を合わせてメモしておく。 席巻する「つながりの社会性」・人文系が語るネット(上) インターネット-最新ニュース:IT-PLUS 「繋がりの社会性」という概念について分かりやすい。 「擬似同期」型メディアの登場・人文系が語るネット(中) インターネット-最新ニュース:IT-PLUS 「つながり」への欲求は、従来の非同期アーキテクチャではあまり満たされなかった。だがTwitterやニコニコ動画のような「疑似同期型」アーキテクチャなら、より強く満たしうる、ということか。 メモとして、 ネットコミュニティで、メンバーのコミュニケーション手段は非同期→同期→リアル(オフ会)へと進むのが一般的であること(要は「つながり」の希求) Twitterとニコニコ動画の登場は、「たまたま」と考えられないか? でも、やはり「疑似

  • 「ひとの気持ちを考える」から「空気を読む」へ変わる時代の空気 :Heartlogic

    「ひとの気持ちを考える」から「空気を読む」へ変わる時代の空気 小さい頃「ひとの気持ちを考えて行動しろ」的なことをよく言われた。今どきの子どもも先生に言われるんだろうか? ひとの気持ちを考えることの難度は、ライフスタイルや価値観の多様化を受けてうなぎ登りに上がっていると思うが……。 近年では、この「ひとの気持ちを考える」に代わって「空気を読む」という言葉が使われているが、この2つの言葉は似ているようで、決定的な違いがある。 気持ち=自分のもの 空気=誰のものでもない 「ひとの気持ち」は各自に固有のものであり、対象によって正解・不正解が確実に判断できる。 一方で「空気」とは場を共有するみんなのもので、言い換えれば誰のものでもなくて、正解・不正解を個人の判断で決めることが難しい。発言力のある者が「ここの空気はこうなんだよ」とすることで、皆を無理矢理納得させられる。 つまり、ちと嫌な見方をすると、

    inmymemory
    inmymemory 2008/02/20
    メタ視点が虚無な関係を形成しているのに過ぎないと気付いていても、その流れに逆らえないのは、正しさや自分らしさを主張する熱さを格好悪いとみなす自分へのメタ突っ込みが自然発生するからだろう。難儀だ
  • はじめに:「人生の岐路」に、インターネットが力をくれる :Heartlogic

    はじめに:「人生の岐路」に、インターネットが力をくれる インターネットが一般に普及しはじめてから十年以上。多くの方にとって、すでにインターネットは欠かせないものとなっているでしょう。そんな中、近年では新しいWebのあり方を論じた「Web2.0」がブームになるなど、だんだんとインターネットの形が変わってきている、とされています。 近年の新しいインターネットで注目されていることのひとつに、企業よりも個人が主役となり、ブログやSNSなどの表現ツールを利用して、声を遠くまで届け、広い範囲の人に影響を与えることが可能になる――「個人がエンパワーメント(力を与えられること)される」ということがあります。 では、エンパワーメントされた個人は、具体的にどんなことができるのでしょう? そしてエンパワーメントされた結果、私たちにどんないいことがあるのでしょうか? インターネットで「いい経験」してますか? 多く

    inmymemory
    inmymemory 2007/11/07
    そうだ。未来は確かに或る。忘れてはいけない。人には悪意もあれば、善意もある
  • 図解「ネットとリアルの関係」とmixiの影響 :Heartlogic

    図解「ネットとリアルの関係」とmixiの影響 「ネットとリアルの関係」というテーマは実に興味深い。今回は考えてることを言葉だけで説明しきるのが難しい気がしたので、ちょいと図にしてみました。 ネット初期=ほとんどの「リアル隣人」はネットをしていない こちらはネット初期の図(90年代中盤以前ぐらい)。青いのがリアルのネットワークで、オレンジがネット上のネットワークです。 ネットは少数の好き者が利用するソリューションに過ぎず、そこにいる人は何となく「リアルで浮いてる人」が多かったように思う。そりゃ自分のことか。 あと、パワフルすぎてリアル社会内だけでは行動力が有り余っていて、ネットに来てます、という感じの人が少数。リアル人脈の隣人たちがネットをしているという確率は非常に低く、「ネット」と「リアル」の世界(=ネットワーク)の関連性は低かった。 ネット普及期=隣人もネットをしているが、ネットで隣人と

  • 儀礼的無関心2.0(仮称) :Heartlogic

    儀礼的無関心2.0(仮称) 先のエントリー「はてなブックマークで盛り上がる問題の湯加減と、割れ窓理論 」についているはてなブックマークのコメントがこちら。わざわざ、 個人的には、断片的な感想として「つまんなかった」とか書かれるのがいちばん嫌だと思う。 と誘っているのに「つまんなかった」というコメントが1件もないとは。東京ブロガーなんちゃらに行かない代わりにクネクネしたかったのに……。 そんなつまらない話はさておき、 はてブで盛り上がる問題は参入障壁が低い(ARTIFACT@ハテナ系) 「儀礼的無関心」という言葉は書かないでおいて、誰かが話を転がす過程で繋げてくれればと思ったんだけど、あっさり繋がれてしまった(笑)。いろいろこねまわして書こうと思ったんだけど、要約すると儀礼的無関心のひとことで片付いてしまうのでやめていた。 ただ、加野瀬さんたちが議論していた頃とは違う条件が生まれているよ

    inmymemory
    inmymemory 2007/10/15
    2年前に「Heartlogic」を初めて読んだときは感激したものだった
  • はてなブックマークを改善? ネットイナゴ? 問題について :Heartlogic

    はてなブックマークを改善? ネットイナゴ? 問題について はてなで絶賛盛り上がり中の、こちらの件について。 My Life Between Silicon Valley and Japan - 最近つくづく思うこと naoyaのはてなダイアリー - はてなブックマークのコミュニティについて いま、Radical Trust(?)はどう認識されているんだろう? という疑問 こうした発言がはてな幹部から出るのは、けっこう意外に感じた。はてなブックマーク上(というか、はてな全体か)での暴言が問題になったことは今までにもあったが、これまで、積極的に介入したり対策を取る姿勢を見たことがなかったので。 「へんな会社の作り方」のインタビューをさらっと読んだのだけど、はてなの近藤社長は、はてなブックマークの暴言問題や関連して起きたトラブルに対して、「長い目で見れば、まあそんなこともあったよね、ぐらいの話に

  • 良質なコミュニティが立ち上がる、比類なく幸福な瞬間に立ち会う方法 :Heartlogic

    良質なコミュニティが立ち上がる、比類なく幸福な瞬間に立ち会う方法 ネットで、立ち上がる瞬間の/または立ち上がって間もないコミュニティに参加するのは実に楽しいし、有意義なことだ。 そこで知り合う人たちはみんな新鮮な気持ちで、語りたいことをたっぷり抱えているし、互いに知り合えたことに大きな喜びを感じていて、コミュニケーションすることにとても意欲的である。大げさな言い方だと思われるかもしれないが、良質なコミュニティが立ち上がる瞬間に居合わせることは、人生の貴重な財産となると思う。私の(数少ない)友人の多くも、そうした場で知り合った人たちであるし。 あらゆるコミュニティは一定のパターンで立ち上がり、衰退していく。ネット上のものに限らず。 (1)創成期 一定のテーマや中心となる人物、またはツールの存在をコアとして人が集まりだす。 (2)成長期 コミュニケーションが活発になり、新メンバーの加入も盛

  • 「書きたいように書けない」とは何のことか? それと、お手軽な書き方上達法 :Heartlogic

    「書きたいように書けない」とは何のことか? それと、お手軽な書き方上達法 「書きたいように書けない」って、謎めいた言葉だなあ。普通に解釈すれば“「書きたいこと」のイメージは脳内にあるのに、それをうまく文章化できない”という意味なんだろうけど、それをもう1段階分解してみると、 ある事象を記録したつもりが、読み返してみると違う内容になってしまう 心の中にあるもやっとした感情を上手に表現したいのに、表現できない 守秘義務等があって書きたいことが書けない 「こんなこと書いちゃう俺って天才! 超ウケる!」と思って書いたのに、たいした反応がなかった。または、一晩経って読み返してみたら面白くなかった 「書きたいこと」が山のようにありすぎて手が追いつかず、常にフン詰まり感を抱えている 皆を超感心させるエントリーを書きまくってアルファブロガーになりたいのに、なれない とか、ぱっと思いつくだけでも何通りもある

  • はてなブックマークで盛り上がる問題の湯加減と、割れ窓理論 :Heartlogic

    はてなブックマークで盛り上がる問題の湯加減と、割れ窓理論 はてなブックマークを見ていると、やたらと「非モテ」問題と「無断リンク」問題が盛り上がっている。この両方の話題に共通点はないが、現象には共通点がありそうだ。以下、まだ未整理な部分もあるが考えたこと。 ●問題の性質の類似点 両方とも、問題を浅く眺めただけの第三者でも、簡単に答え(らしきもの)が浮かぶ問題である。 ・「非モテ」  なになに? もてない奴がいるのか。まず自分を変えろ ・「無断リンク」 無断リンク禁止? そんなのナンセンスだ こういう、簡単に答えたくなる問題を「いい湯加減の問題」と呼んでおく。 ●いい湯加減の問題を、はてなブックマークがかき混ぜる いい湯加減の問題は、それまでの流れを把握していない新参者が参加しやすく、それゆえに議論が混乱しやすい。 また、そのような、議論の流れを無視したエントリーがブックマークされて同じ

    inmymemory
    inmymemory 2006/08/31
    再読したがやはり名記事。当時のはてブ界隈の問題や改善点を簡潔に示唆
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