文章術や本の書き方みたいな本を読むと、 まず骨子(あらすじ)を書き、それをブレイクダウンして文章に落としていきましょう。 などと書いてある。ありゃ嘘ですな。 ・骨子⇒章立て⇒節にブレイクダウン⇒文章化 という流れは、一見合理的で、正しそうに見える。 この考え方は、システムをウォーターフォールで構築する時の ・要求定義⇒要件定義⇒基本設計⇒詳細設計⇒プログラミング という流れとそっくりなので、このブログではウォーターフォール文章術と呼ぼう。 ★ウォーターフォール文章術の実態 実際にウォーターフォール文章術で書かれた本はたくさんある。だが、面白い本にはならない。 これまで「本は理論構成や骨子が大事なので、まずは章立てをしっかり固めるべきだろ」「君の書き方は枝葉末節にこだわりすぎるし、効率も悪い」「しっかりブレイクダウンしていかないと、支離滅裂な本になってしまうぞ」などと僕に説教をしてくれた人は
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