2019年12月9日、株式会社デンソーが主催するイベント「DENSO Tech Links Tokyo #5」が開催されました。第5回となる今回のテーマは「デンソーが工場からソフトウェア内製化に挑む」。4.4万品番、120億個もの自動車部品を製造するデンソーの工場は、数多くのIoT技術によって支えられています。デンソーのIoT技術活用の裏側について、技術顧問の及川卓也氏とデンソー社員3名が講演を行いました。最初のプレゼンテーションでは、及川卓也氏が「ソフトウェア・ファースト」という考え方とその重要性について語りました。 製造業におけるソフトウェア開発の今 及川卓也氏(以下、及川):こんばんは。デンソーの技術顧問を務めております、及川と申します。ソフトウェアがさまざまな産業に対して非常に多くのインパクトを持つようになってきたので、私からは、そういったハイレベルなお話をさせていただきたいと思い
![なぜソフトウェア開発を内製化すべきなのか? 及川卓也氏が語る「ソフトウェア・ファースト」がもたらすもの](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9e024533201714fbde39778ea68f27a1e5697dde/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.logmi.jp%2Farticle_covers%2F7oPQysK6g83ZJMuAtFNCqN.jpg)