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ブックマーク / blog.jxck.io (5)

  • Stale-While-Revalidate ヘッダによるブラウザキャッシュの非同期更新 | blog.jxck.io

    Intro システムにおいてキャッシュの設計は永遠の課題であり、 Web のパフォーマンスにおいても非常に重要である。 Web では、 HTTP ヘッダを用いてブラウザやプロキシにキャッシュの制御を指定する。 Stale-While-Revalidate ヘッダは、このキャッシュ制御に選択肢を追加する新しい仕様である。 このヘッダの概要と、サイトへの適用を解説する。 Web におけるキャッシュ キャッシュの種類 まず、ブラウザが持つ従来のキャッシュの機構について整理する。 そもそも、キャッシュを行う意義は大きく二つある。 リソースの取得を高速化する サーバへの負荷を減らす これまでは HTTP ヘッダを用いて、キャッシュを管理させる方法を用いてきた。 Web における、キャッシュの指定には大きく二つの方式がある。 ブラウザはリクエストを発行せず、保持するキャッシュを使用する(Cache-

    Stale-While-Revalidate ヘッダによるブラウザキャッシュの非同期更新 | blog.jxck.io
    inouetakuya
    inouetakuya 2021/05/30
    前提としてキャッシュの種類の整理から書いてくれていて、とても分かりやすかった
  • Fetch での Stream を用いたプログレス取得とキャンセル | blog.jxck.io

    Intro WHATWG が定義する Fetch API は、出たばかりの仕様では、途中でのキャンセルや、プログレスイベントの取得が含まれていなかった。 しかし、後の更新で fetch 結果の Response Body が WHATWG Stream API を実装することになったため、現在の仕様ではプログレスを取ることもキャンセルをすることも可能となっている。 今回は、こうした API のアップデートについて記す。 Update 最初の公開時には、以下のように書いていた。 「XHR ではできるが Fetch ではできない」ことが、仕様上は無くなったことを意味する。 しかし、現時点で仕様としてまだ出来ないことがあることが判明した。 Upload の Progress これに伴い、記事の一部を修正した。 Fetch 最新の Fetch の仕様は以下で確認できる。 Fetch Spec 仕様

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  • Cache Digest と HTTP2 Server Push の現状 | blog.jxck.io

    Intro httpbis のチェアである mnot から、 Cache Digest についての現状確認が ML に投稿された。 もしこのまま反応がなければ、 Cache Digest は終わり、対ブラウザキャッシュの Server Push は現実的ではなくなる。 Update mozilla standard position に RFP を上げたところ「実装はしないが仕様については non-harmful」となりそうだ。 PFP: Cache Digest Issue #131 mozilla/standards-positions HTTP2 Push HTTP2 の仕様策定時に盛り込まれた新機能として、 Server Push があった。 これは、例えば RPC 的な用途で双方向性のある通信を可能にした。 Web においては、リクエストが来る前にレスポンスを返しキャッシュに入れ

    Cache Digest と HTTP2 Server Push の現状 | blog.jxck.io
  • Noto Sans の Web Font 対応とサブセットによる最適化 | blog.jxck.io

    Intro このサイトのフォントに Web Font を適用することにした。 フォントには Google と Adobe が協同で開発した Noto Sans CJK JP を採用した。 また、このサイトでは使用しないだろう文字を削除したサブセットを作ることで、フォントサイズを最適化した。 フォントサイズの最適化 Noto font は、そもそも豆腐(フォントがなかった場合に代替表示される四角)が出ないように(No-豆腐)することをコンセプトにしているため、フォントの網羅率は非常に高い。 そのため Web Font として利用する場合は、全体だとサイズが大きすぎるため、言語毎に提供されるフォントセットの中から、必要なフォントのみを適用することになる。 サイトでは、 ASCII 、記号、日語のフォントを用いる。 しかし、特に網羅された漢字の中には、日常では使わない文字が多々ある。 加えて

    Noto Sans の Web Font 対応とサブセットによる最適化 | blog.jxck.io
  • HTTP2 を前提とした HTML+CSS コンポーネントのレンダリングパス最適化について | blog.jxck.io

    Intro Chrome が予定している <link rel=stylesheet> の挙動の変更について、 Google Chrome チームの Jake が、興味深いブログを上げている。 The future of loading CSS この内容は、単に Chrome に対する変更だけではなく、 HTTP2 によって変化する最適化手法と、それを最も活かすための HTML, CSS の構成についてのヒントがある。 今回は、この内容を意訳+補足解説し、サイトに適用していく。 HTTP/1.1 時代の CSS HTML 自体がコンポーネントを意識した作りになっている場合は、自然と CSS も class などを使いコンポーネント単位に作ることができるだろう。 しかし、 HTTP/1.1 では、リクエストの数を減らすために全ての CSS を 1 つ(もしくは少数個)に結合する最適化が主流だ

    HTTP2 を前提とした HTML+CSS コンポーネントのレンダリングパス最適化について | blog.jxck.io
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