宮城県女川町の避難所で提供していた炊き出しを商品化した「女川カレー」と「ディル・セ・おながわ」の阿部美和代表=8月、同町の「きぼうのかね商店街」 東日本大震災時に宮城県女川町の避難所で提供していた炊き出しを商品化したカレーが、人気を集めている。避難者向けに体を温める効果のあるスパイスを配合するなどの工夫を凝らしており「非常食の備蓄用に最適」と売れ行き好調だ。 商品化されたのは当時の味を再現したカレー粉。レシピ付きで、好みの具材を加えて調理する。 震災直後にボランティアで女川町に入った神奈川県鎌倉市のメタ・バラッツさん(29)が考案。鎌倉市のスパイス会社「アナン」に勤めるインド系のバラッツさんは寒さに震えていた被災者のため、血行を良くするスパイスのターメリックやジンジャー(ショウガ)を調合しカレーを作った。 さらっとした口当たりながら、スパイスの辛さに豆の甘さが加わった絶妙な味に。避難所で1
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