2015年6月28日、英国の図書館関係のブログ“Public libraries news”に、「悪魔を憐れむ:図書館長ですら気楽に過ごせない訳」と題した記事が掲載されました。なお、「悪魔」とは人々から、自らの経歴ばかりを気にし、利己主義的な官僚のようにとらえられることがある図書館の館長たちのことを指しているようです。 一方で、実際には図書館の館長たちは、選挙の結果などから予算の縮減はまぬかれず、経費削減や収入と利用の増加の方途を探る必要があり、一方で図書館の自由の精神は維持しなければならないという板挟みの状況にあるとしています。 記事の後半では、英国及び国内の図書館の取組みや経費削減の事例、国外ではニューヨーク公共図書館の財源確保の事例などが紹介されています。 Sympathy for the devil: why even chief librarians don’t have it