上野の東京国立博物館の平成館考古展示室がリニューアルオープンしました。現在、リニューアルを記念して特別展が開催されていますよ。常設展示は企画展に比べて日の目を浴びることはなかなかありませんが、国宝、重要文化財級の逸品が目白押しなんです。 今回のリニューアルは1999年に平成館がオープンして以来の全面的なリニューアルで、考古展示室が生まれ変わり、展示も一新。より見やすくわかりやすい工夫があちこちに施されています。 展示室の入口ではトーハクのプリンス「国宝 埴輪 挂甲の武人」がお客様をお出迎え。おや、この埴輪、どこかでみたことあるような。ハニワが主人公の子ども向け番組のあのキャラクターに似てます。埴輪の代名詞とも言える作品ですね。 昨今の空前の古墳ブームに合わせてきたか!?と思ってしまうほどベストなタイミングでのリニューアル。展示ラインナップを見てもかなり面白そうなんです。 左から 「国宝 挂
この夏、現代アートをめぐるちょっとした事件が起こった。Huffington Postでも報じられたが、東京都現代美術館(MOT)が、人気アーティスト・会田誠の作品を撤去するよう本人に要請したのである。詳しくは編集部や安藤健二氏による記事、あるいは私がREALTOKYOに書いたコラムを読んでほしいが、要は、文科省や安倍首相を軽くおちょくっているだけの、常識的に考えれば何の問題もない作品に、MOT上層部、MOTを管理運営する東京都歴史文化財団、東京都の文化振興を司る生活文化局のいずれか、あるいはそのすべてが、過剰反応したという話である。 その後、MOTは撤去要請を撤回し、2作品は会期終了時まで無事に展示された。だが、後味のよい話とはとても言えない。この手の事件にありがちな「真相は藪の中」状態が、いまもって続いているからだ。事件の解決には、会田氏が先手を打って発表した文章が大きな役割を果たしたが
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