静岡県は1日、富士市など4市町で自生していたキノコから国の基準値(1キログラムあたり100ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。流通はしていないとみられ、県は4市町でキノコを採って食べないよう呼びかけている。 県によると、富士市、富士宮市、御殿場市、小山町で9月25、26日に採取したハナイグチなど6検体から、1キログラムあたり120~220ベクレルのセシウムを検出した。裾野市でもキノコからセシウムが検出されたが、基準値以下だった。 御殿場市と小山町では昨年も基準値超えの野生キノコが見つかり、国が出荷制限を指示している。
■故郷の豊かな里山が使えない段々畑に作り替えられていた件について=18億ムー耕地レッドラインと都市用地増減リンク制度―中国■ 老虎嘴梯田 / hammercem ■豊かな里山が使えない段々畑に変わっていたでござる 南方週末ウェブ版の2013年6月6日付記事「低産出林改造政策の変形=浙江省永嘉県:1万ムーの“耕地”が山を登る」が大変私好みの内容だ。 浙江省温州市永嘉県のお話なのだが、ある村人が「故郷の村にあった豊かな里山が軒並み伐採され、人里離れすぎて効率が悪すぎる上に、10月には雪で使えなくなるような、誰にも不要な段々畑に変わっていたでござる」と嘆いている。 彼の村だけではなく、永嘉県各地で同様の里山伐採段々畑造成が行われているほか、遠く離れた雲南省、湖北省でもこうした事態があるもようだ。 ■18億ムー耕地レッドライン 大躍進の時代にも山々を禿げ山と化して段々畑を作りまくる運動が展開されて
太田さんの著作『森林飽和』を読ませていただきました。「飽和」というほど、日本には森林があふれているのでしょうか。 太田:はい。幹の体積の総和を森林の蓄積といいますが、日本は過去50年間ぐらい増え続け、3倍ぐらいになっています。人工林は4~5倍に増えていて、自然林もどんどん成長しています。『森林・林業白書』に毎年、グラフとともに出ているのに、誰も触れてこなかった。不思議です。 経済成長で森林以外の土地利用はどんどん変化しています。都市に住んでいると、宅地や工場が増え、緑がどんどん減っている。一方、山に行っても、木は徐々に大きくなっていくから、あまり増えているとは思わない。それで、森林は減っている、だから植えなければいけないという先入観が出来てしまっているのでしょう。 しかし、実は山の斜面で木はどんどん増えている。日本の森林というのは非常に豊かです。それで「森林飽和」というタイトルをつけて、「
森林飽和―国土の変貌を考える (NHKブックス No.1193) 作者: 太田猛彦出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2012/07/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (18件) を見る今年の始めあたりに太田猛彦著「森林飽和」を読んで、うわ、これ、やばい!ブログに書評書かねば!思っていたけど、ズルズルずっと書きそびれていて、今日、ふとはてブをみたら著者のインタビュー記事が話題になっていた。 日本には木が多すぎる:日経ビジネスオンライン 豊かな生態系を守っている里山。しかし、かつて日本の里山は、立派な木などない「はげ山」ばかりだった。それが戦後、木材が使われなくなり、今や「森林飽和」とも言える状況になっている。そして森林の「量」が回復したことが、新たな環境被害につながっている可能性があるという。『森林飽和』の著者、太田猛彦・東大名
遺伝子組み換えでできた「無花粉スギ」=森林総合研究所提供 【山本智之】花粉を全く出さない「無花粉スギ」を、遺伝子組み換え技術でつくることに成功したと、森林総合研究所(茨城県つくば市)が21日、発表した。これまでは、優秀な性質の苗を選抜したり、掛け合わせたりして開発が進められてきた。今回の技術を応用すれば、地域の気候に合ったあらゆるスギの品種を「無花粉化」できるという。 研究チームは、スギの雄花の中に、花粉へ養分を供給する組織があることに注目。細菌の遺伝子などを発芽前のスギの細胞に導入すると、この組織の働きを抑えることを突き止めた。見た目は普通のスギと同じように雄花ができるが、花粉は全くつくらないという。 森林総研の石井克明・森林バイオ研究センター長は「国内では規制があり、まだ屋外に植えることはできない。ただ、将来は花粉症対策の選択肢の一つとなる可能性があり、安全性の検証を進めたい」と
花粉症対策を研究している茨城県日立市の研究機関が、遺伝子を組み換えて花粉を全く出さない杉の木を作る新たな技術を初めて開発しました。 開発に成功したのは日立市にある森林総合研究所森林バイオ研究センターのチームです。 研究チームは雄花が花粉を作れなくする「バルナーゼ遺伝子」を杉の遺伝子に組み入れ、組み換えで出来た苗木が花粉を全く作らないことを確認したということです。研究チームによりますと、「バルナーゼ遺伝子」は海外でタバコや菜種の栽培に利用されていますが、杉に対してこの技術を応用できたのは世界で初めてだということです。 花粉症対策のために全国で品種改良された杉は100種類を超えていて、中には花粉を出さないものもありますが、気候に適応するのが難しいことなどから林業での利用が広がっていません。 遺伝子を組み換えた杉を育てることは法律で実験室の中に限られていて、研究チームは、室外での栽培が可能になれ
まとめ 毎日新聞記者さんの「森の防潮堤」推奨発言をめぐる議論(2012年12月) ▽2012年12月14日(金)、「いのちを守る森の防潮堤」構想と宮脇昭氏の「潜在自然植生」に関する毎日新聞記者の @hidetoga さんのtweetをきっかけに広がった議論や周辺tweetをまとめます。 ▽まとめ末尾には、東日本大震災後、林野庁が進める海岸林復旧事業についての @jnishihiro さんのtweetも収録しています。 →▼毎日新聞記者hidetogaさんの語る「森の防潮堤」構想と宮脇昭氏(2012年12月) - Togetter http://togetter.com/li/422611 →▼「いのちを守る森の防潮堤/森の長城プロジェクト」と宮脇昭氏の「潜在自然植生」概念に関するまとめ一覧 - Togetter http://togetter.com/li/426192 12804 pv
▽2012年12月14日(金)、「いのちを守る森の防潮堤」構想と宮脇昭氏の「潜在自然植生」に関する毎日新聞記者の @hidetoga さんのtweetをきっかけに広がった議論や周辺tweetをまとめます。 ▽まとめ末尾には、東日本大震災後、林野庁が進める海岸林復旧事業についての @jnishihiro さんのtweetも収録しています。 →▼毎日新聞記者hidetogaさんの語る「森の防潮堤」構想と宮脇昭氏(2012年12月) - Togetter http://togetter.com/li/422611 →▼「いのちを守る森の防潮堤/森の長城プロジェクト」と宮脇昭氏の「潜在自然植生」概念に関するまとめ一覧 - Togetter http://togetter.com/li/426192
神社の境内に立つ、「ご神木」。地域の信仰の対象として大切にされ、中には樹齢数百年というものも珍しくありませんが、今、そのご神木が各地で不自然な枯れ方をするケースが、四国を中心に相次いでいます。 ご神木に何が起きているのか、松山放送局の大西由夏記者と田畑佑典記者が取材しました。 “ご神木が枯れた” ことし7月に愛媛県東温市で、ご神木が枯れているのが見つかりました。 約1300年の歴史を持つ神社「総河内大明神社」の境内で2本のヒノキだけが枯れていたのです。 いずれも樹齢500年を超え、幹周りは4メートル前後の大木で、地元では当初、老木なので寿命で枯れてしまったのではないかと考えられていました。 ところが約1か月後、神社の管理を任されている地域住民のもとに、ある木材業者が訪ねてきました。 業者は「枯れた木は危ないから早く切ったほうがいい。自分たちが伐採して買い取ろう」と話したといいます。
参考: 何故スギは植えられてきたのか? 今年のひどい花粉症に苦しむあまり「杉を切れ! 今すぐにだ」と叫ぶ人をtwitter上に散見します。なぜそうなったかの原因はともかく、もし日本中のスギやヒノキが無くなれば、かつてのように、美しい春を美しく過ごすことができるようになるかもしれません。僕個人も花粉症仲間なので、ちょっと計算してみました。 【敵の数は?】 花粉症の原因と言われる杉・桧は、基本的に人工的に植えられたものです。そこで、wikipediaの人工林を見ると、日本の森林面積が2515万ヘクタール、うち41%が人工林となっています。つまり、日本で杉・桧が植わっている面積はざっと1031万ヘクタールです。 1ヘクタールあたり、だいたい3000本程度の植林がなされているとして(実際、杉や桧はしばしばごちゃ混ぜで植えてありますし、どちらも花粉症の原因なので、ここでは一緒くたに計算します)、現在
Lilac @Lilaclog 杉って土壌保持力が無いから植林してもホント意味無いんだよね。私も伐採希望。時間はかかるけど、ブナやナラなどの広葉樹林の日本の森を取り戻そうよ。RT @kazu_fujisawa: 杉を早く伐採してくれ。なんでそんな簡単なことができん? 2011-03-07 23:19:35 @pukuma 土壌保持力はありますよ。ゴルフ場の芝生ですらあります。RT @Lilaclog: 杉って土壌保持力が無いから植林してもホント意味無いんだよね。私も伐採希望。時間はかかるけど、ブナやナラなどの広葉樹林の日本の森を取り戻そうよ。@kazu_fujisawa 2011-03-08 08:15:21
今年はクマの出没が目立ち、4月〜10月末に例年の倍以上の192頭が捕獲された。過去最高の333頭が捕獲され「大量出没」と騒がれた2006年度ほどではないが、人身事故は9件と、ここ20年では最も多い。人とクマの共存をどう図るか、関係者は頭を痛めている。 10月17日、草津白根山で紅葉の写真を撮りに遊歩道を歩いていた男性がクマに襲われけがをした。レストハウスの男性従業員は「3年ほど前から来ているが、こんなことは初めて」と驚いていた。草津町の担当者は「実のなる木も少なく、本来はクマがやって来ない地域なのに」と首をかしげる。 今年は全国的にクマの出没や人への被害が相次ぎ、県内でも被害が多発した。いずれも1人でいるときで、大半はクマよけの鈴などは身につけておらず、クマとばったり出合ってしまうケースが多い。早朝や夕方など薄暗い時間帯が最も危険だ。 今年はクマのエサとなるドングリ(ブナ科の木の実)の実り
愛知県瀬戸市片草町の山林で十三日、おりにかかったツキノワグマの殺処分を決めた行政、地元住民と、処分を阻止しようとする自然保護団体「日本熊森協会」(兵庫県西宮市)が七時間にわたって対立。話し合いは平行線のまま、結局クマは瀬戸市に依頼された猟友会の会員に射殺された。 市環境課によると、クマは九日、イノシシ用のおりの中で発見された。最初は殺さずに放すことを検討し、保護を訴える協会とも協議した。他県に移送を打診したものの受け入れを拒否され、住民の不安も高まったことから、十二日に殺処分を決めた。 十三日午前七時ごろから現地で、協会の会員と、市・県の職員、住民が“にらみ合い”。「クマはおとなしく、人と共存できる」と主張する協会側と、「ここは私たちの生活の場」「けがをしたら誰が補償するのか」と住民たち。午後二時ごろ、クマは殺処分されたが、市環境課の高木啓次課長は「放つのが基本だが万策尽きた」と苦渋の表情
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