佳代とナジャのリヒテンシュタイン姉妹(ペルソナ)による対話ブログ。話題はシュルレアリスムからアニ横まで。Il est l'heure de s'enivrer! 「この一作にはおどろかされた。さいしょはなんの気なしに手にとった一冊にすぎなかったのだけど、読み進めるにつれてこれは現代のポルノグラフィのある鮮烈な芸術的表現の一端にまで食いこんでるのじゃないかなって私には思われてきて、というのもこの作品が描こうとし、そして描出してみせた作品世界はまさに耽美的であり、また人間の隠れた一般的な常識の範疇から外れる価値観のもとに独特の固陋な偏執的な審美的規律によって紡がれる閉鎖的で依存的な暗黒の快楽を掠めとろうってする点において野心的であり、そして快楽と愛によって俗世間を何等省みないエゴイスティックな態度においてはあまりに人間的であったから。‥この種の作品がライトノベルの形式で出版されるって現況がとり