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リビングデッドファスに関するitaliajinのブックマーク (3)

  • リビングデッド・ファスナー・ロック:瑞智士記 - WATERBIRD

    は地方都市を舞台にした伝奇物なんだけど、吸血鬼やらファスナーやら性転換やら近親相姦やら百合やらグロやらエロやら混ぜまくりの捏ねまくり。凝った設定が好きなわりにそれを消化するのはあんまり上手くないと思いきや最後まで読むと意外に綺麗にまとまっているような気もする、みたいなこのもどかしい読後感が瑞智士記の真骨頂だよね。 まあしかし冬梧さんはかっこよすぎる。妹を守るために己の肉体を封じ、しかし抑え切れずに暴走してしまった哀しき男。…なんというかここまでリアルに性犯罪者っぽいキャラってのはすごいな。合掌。 全体を覆うエロティックな雰囲気と、モチーフとして使われている民話の『姥皮』が、絶妙にマッチしている。やっぱあのあたりの話はエロすぎるよな。千匹皮とかな。でも原話では「動物の皮を被った美少女」であるのに対して、この作品では「美少女の皮を被った変態」であるのが違っていて、そのあたりはトランスジェン

    リビングデッド・ファスナー・ロック:瑞智士記 - WATERBIRD
  • リビングデッド・ファスナー・ロック - ブログというか倉庫

    リビングデッド・ファスナー・ロック (ガガガ文庫) 作者: 瑞智士記,安倍吉俊出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/02/19メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (17件) を見る ストーリー その村では、呪いを受けた胎児は生誕を拒み、子宮で首を吊るという――。 そうした土着の伝承を今に伝える田舎町である綾咲市で今、奇怪な事件が「始まろうと」していた。その始まりは一つの死体。生前よりも美しいのではないか――刑事たちにそう思わせるその遺体には明らかに異常な点が一つだけあった。 少女の腹を縦に走る「それ」は、犯人の余りにも異常な執念によって成し遂げられたとしか思えない、来ならあり得ない遺物が存在していた。「それ」は、ファスナーだった。恐る恐る「それ」を引き下げる刑事たちが目の当たりにしたものとは――? 過去から連綿と伝わる因習、聞いた者の耳を疑う伝承、それらと現代

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  • リビングデッド・ファスナー・ロック: Alles ist im Wandel

    安倍吉俊さんでジャケ買いした、中の人がいちゃった話。 民俗学的な設定や内容、時折出てくるその方面の蘊蓄は個人的に非常に好みです。 序盤は怪奇な猟奇殺人事件かと思えば、 少しずつ少しずつ怪しい感じが増してきて、 敵味方のわからない中盤を経て一気に物語が加速する。 明らかに主人公、最低でもレギュラーポジションな登場をした彼女が、 まさかこんな扱いだとは予想だにしませんでしたね。 でもホラーで怖がる時のギャップが可愛かったので良し! テイストが非常にダークなので好みは分かれそう。 しかしながら、序盤からしっかり張られた伏線に、 絡み合うそれぞれの思惑や気持ち、別方向から行われるアプローチと、 読み応えはたっぷりでそこそこの厚さでしたが、一気に読んでしまいました。 「地軸の底までぶった斬る!」みたいに妙な部分もありますし。 不満と言えば決着のつけ方くらいですかね。 ご都合とまでは言いませんが、これ

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