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2009年3月3日のブックマーク (4件)

  • リビングデッド・ファスナー・ロック:瑞智士記 - WATERBIRD

    は地方都市を舞台にした伝奇物なんだけど、吸血鬼やらファスナーやら性転換やら近親相姦やら百合やらグロやらエロやら混ぜまくりの捏ねまくり。凝った設定が好きなわりにそれを消化するのはあんまり上手くないと思いきや最後まで読むと意外に綺麗にまとまっているような気もする、みたいなこのもどかしい読後感が瑞智士記の真骨頂だよね。 まあしかし冬梧さんはかっこよすぎる。妹を守るために己の肉体を封じ、しかし抑え切れずに暴走してしまった哀しき男。…なんというかここまでリアルに性犯罪者っぽいキャラってのはすごいな。合掌。 全体を覆うエロティックな雰囲気と、モチーフとして使われている民話の『姥皮』が、絶妙にマッチしている。やっぱあのあたりの話はエロすぎるよな。千匹皮とかな。でも原話では「動物の皮を被った美少女」であるのに対して、この作品では「美少女の皮を被った変態」であるのが違っていて、そのあたりはトランスジェン

    リビングデッド・ファスナー・ロック:瑞智士記 - WATERBIRD
  • リビングデッド・ファスナー・ロック - ブログというか倉庫

    リビングデッド・ファスナー・ロック (ガガガ文庫) 作者: 瑞智士記,安倍吉俊出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/02/19メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (17件) を見る ストーリー その村では、呪いを受けた胎児は生誕を拒み、子宮で首を吊るという――。 そうした土着の伝承を今に伝える田舎町である綾咲市で今、奇怪な事件が「始まろうと」していた。その始まりは一つの死体。生前よりも美しいのではないか――刑事たちにそう思わせるその遺体には明らかに異常な点が一つだけあった。 少女の腹を縦に走る「それ」は、犯人の余りにも異常な執念によって成し遂げられたとしか思えない、来ならあり得ない遺物が存在していた。「それ」は、ファスナーだった。恐る恐る「それ」を引き下げる刑事たちが目の当たりにしたものとは――? 過去から連綿と伝わる因習、聞いた者の耳を疑う伝承、それらと現代

    リビングデッド・ファスナー・ロック - ブログというか倉庫
  • リビングデッド・ファスナー・ロック: Alles ist im Wandel

    安倍吉俊さんでジャケ買いした、中の人がいちゃった話。 民俗学的な設定や内容、時折出てくるその方面の蘊蓄は個人的に非常に好みです。 序盤は怪奇な猟奇殺人事件かと思えば、 少しずつ少しずつ怪しい感じが増してきて、 敵味方のわからない中盤を経て一気に物語が加速する。 明らかに主人公、最低でもレギュラーポジションな登場をした彼女が、 まさかこんな扱いだとは予想だにしませんでしたね。 でもホラーで怖がる時のギャップが可愛かったので良し! テイストが非常にダークなので好みは分かれそう。 しかしながら、序盤からしっかり張られた伏線に、 絡み合うそれぞれの思惑や気持ち、別方向から行われるアプローチと、 読み応えはたっぷりでそこそこの厚さでしたが、一気に読んでしまいました。 「地軸の底までぶった斬る!」みたいに妙な部分もありますし。 不満と言えば決着のつけ方くらいですかね。 ご都合とまでは言いませんが、これ

  • 国士舘大学学長挨拶

    学の大学院は、その創立以来、高度な理論探究と、実践的研究との両面から真理の究明に全力を傾注してきた。 現在、大学院の修了生は、大学教授を始めとして、各種の研究機関、官界、実業界等で活躍している。 このたび、従来の政治学研究科、経済学研究科、工学研究科、法学研究科、経営学研究科に加え、新たに、スポーツ・システム研究科と人文科学研究科が、平成13年から開設されることになった。 当大学院の教授陣は、優れた研究能力をもとに、大学院生の指導に当り、実践的かつ専門的な科目を設置し、優秀な専門家を育成することを目指している。 これに加えて、研究意欲ある社会人のためにも広く門戸を開いている。 したがってこれら大学院生には、真摯に高度な学究能力の涵養に専念することが要求される。 このようにして、理論的研究と実践的専門知識との両局面を統合して新たな社会的価値を創造することにより、人類文化の進展

    italiajin
    italiajin 2009/03/03
    シュール。これは全力で戻らざるを得ない。(背景画像はbg.gifにリネームしておくべきw)