田川市美術館と図書館 一体で指定管理へ [福岡県] 2014年12月17日(最終更新 2014年12月17日 00時23分) 田川市美術館協議会(片岡覚会長)が16日開かれ、隣接している市美術館と市立図書館を一体で運営する指定管理者制度を設けることを了承した。早ければ来年10月にも導入予定で、市は「市民ニーズに沿った事業展開と専門的な取り組みを両立し、身近で楽しい施設を目指す」としている。 市の案では来年4、5月に指定管理者を公募。プロポーザル方式で提案内容が優れている業者を選ぶ。公募の要件として、出前授業や出張ワークショップの実施▽山本作兵衛の炭鉱記録画を所蔵する市石炭・歴史博物館との連携▽地元作家の育成▽企画展開催中の開館時間延長▽美術館の企画展「英展」「田川のこどもたちによる絵画展」の継続-などを設ける予定。運営費や施設管理費などの年間予算は維持し、現在勤務している学芸員や司書の雇用