Netsafeが電子メール詐欺問題への新たなアプローチとなる人工知能(AI)電子メールボットを開発した。Netsafeはニュージーランドに拠点を置く組織で、オンラインの安全性に取り組んでいる。 Netsafeによって開発された「Re:scam」ボットは、迷惑メールの送信者や電子メールを利用する詐欺師に時間を浪費させることで、電子メール詐欺の問題に対処する。詐欺目的の電子メールを受信したユーザーがそのメールをRe:scam(「me@rescam.org」)に転送すると、Re:scamがその詐欺師との会話を開始する。 「Re:scamは複数の人格を使い分けて、ユーモアや文法のミスなど、本物の人間の特徴を模倣し、一度に数え切れないほど多くの詐欺師の相手をすることができる」 詐欺師はメールのやりとりを数回行わないと、相手が人間でないことに気づかないかもしれない。そのため、詐欺師にだまされる潜在的な
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