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メディアとあとで読むに関するivory_reneのブックマーク (10)

  • Blog on Digital Media › コンテンツ体験 小さな場所・時間に隠された特別な体験について

    映画鑑賞やスポーツ観戦など、制約ある条件の下、強い体験を与えるものがある一方、 断片化された小さな時間に貴重な体験が宿ることがある。 『メディア・メーカーズ』の提起を起点に、 現代のコンテンツ体験の意味を改めて考える。 2012年、メディア業界の収穫のひとつに、田端信太郎氏『メディア・メーカーズ』があります。 多くの刺激的な論点を示した書物ですが、その中に印象的な箇所があります。 コンテンツ分類の視点として、「リニア←→ノンリニア」という軸を提示したところです。 リニアなコンテンツとは、初めから終わりまで一直線に連続した形でみてもらえることを想定したコンテンツのことになります。 最も「リニア」なコンテンツ形態の典型が映画です。映画はこれ以上は考えられない! というくらいに「リニア」志向に振り切られたコンテンツの形態です。…… 映画監督は、お客さんを映画館の中に連れ込んでしまえば

  • アドバンスをめぐる名編集者の言葉

    最近のアメリカの出版界を賑わせているのはモニカ・ルインスキーが回想録の出版社を探しているという話題である。モニカはビル・クリントン元大統領と愛人関係があり、ホワイトハウス内でセックス行為をしたという事件は有名で、彼女の回想録が出版されれば話題となるのは間違いない。 しかし、僕が注目したのは彼女がどんな回想録を書くかではなく、ワシントン・ポスト紙やそのほかのメディアが報じた彼女のに対するアドバンスの額だった。アドバンスのシステムについては後で説明するが、日にはない印税の前払い制度と思ってくれればいい。 1200万ドルのアドバンスは適正か? メディアが報じたのは、モニカのに1200万ドルのアドバンスを支払う出版社があるというニュースだった。ビル・クリントンも自伝「My Life」を出版しているが、その際に彼の受け取ったアドバンスは1500万ドル。ビルのでいまの米国務長官であるヒラリーの

  • 洋楽聴いてないのに聴いたかのような若者音楽ってのがあるんですヨ。 - kenzee観光第二レジャービル

    kenzee「レジーさんとこで「若者の洋楽離れ」という問題提起が各方面でバズを起こしている」 司会者「レジーさんはくるりとかユニゾンの田淵さんとかにリアクションされててスゴイなあ」 kenzee「オレ、さんざん小室の話とかしてるのにそろそろ小室さんからリアクションきてもいい頃だけどな」 小室哲哉(のツイッターアカウント)「やあ、kenzeeこんにちは。華原と小室コンビのアイドルプロダクトはビジネスモデルとしては大失敗。その後のアイドル産業にとって教訓となった、とか悪口ばっかり言ってテメー。あの頃、若い女の子が年をとるってとこまで勘定にいれてなかったんだよなあ」 kenzee「ア、小室さんはじめまして。昔、中学生のときに近所のレンタルレコード屋の優&愛で(ちょうどその頃、メディアがレコードからCDに切り替わる時期だったので)レコード100円大処分バコのなかにスピードウェイ(TM NETWOR

    洋楽聴いてないのに聴いたかのような若者音楽ってのがあるんですヨ。 - kenzee観光第二レジャービル
    ivory_rene
    ivory_rene 2013/01/01
    「知識の蓄積の仕方が変わった」教養へのアクセスの容易さと崩壊。
  • 『メディアとジェンダー』国広陽子+東京女子大学女性学研究所(勁草書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「『メディアとジェンダー研究』の最前線」 「メディアとジェンダー」。両者は相互に密接に関わり合っている。メディア研究、ジェンダー研究の双方で多くの蓄積と広がりもある。だが、深く関係しつつも一筋縄ではいかない両者の関係を正面から果敢に論じようとしたはそう多くない。その意味で、まだまだこれから探究されるべきフィールドだろう。 まず冒頭で「メディアにおけるジェンダーの問題の全てを書が網羅することは難しい」(ⅴ頁)と共著者の李と有馬が述べている。確かに、「メディア」あるいは「ジェンダー」という広範な概念を掛け合わせた場合、その対象となる領域はあまりに広い。 「マス・メディア」といった場合、テレビ番組や新聞・雑誌の記事のようなコンテンツ、メディアの制度や組織、あるいはオーディエンスなどその研究対象は多岐にわたる。また、コンテンツといった場合にも、その媒体ごとの特性やジャンル

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  • 『ニッポンのここがスゴイ!―外国人が見たクールジャパン』堤和彦(武田ランダムハウスジャパン) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「文化としての『クールジャパン』」 書は、2006年に放送が開始されたNHKの衛星放送番組『COOL JAPAN 発掘! かっこいいニッポン』で交わされたトークや、外国人による取材の内容をプロデューサーの堤和彦氏がまとめたものだ。スタジオでのやりとりを忠実に再現しようとしたものではないが、その要点がプロデューサーの視点から的確に凝縮されているため、163回(書の出版時点)にもおよぶ同番組の傾向がざっくりつかめるものとなっている。 「クールジャパン」というと、アニメやマンガなどのコンテンツやコスプレのようなポップカルチャーを連想しがちだ。書もマンガやJ-POPから始まってはいるが、居酒屋、商店街、自己鍛錬、夫婦の絆といった種々のものに触れている。ここで挙げられているものには、ビジネスやサービスから日的な振る舞いや習慣、さらには精神性のようなものまで含まれているの

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    ivory_rene
    ivory_rene 2012/01/24
    クールジャパンやカワイイをもう少しちゃんと追いたい。
  • 『映画の身体論』塚田幸光編(ミネルヴァ書房) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「身体論が拓く可能性」 書は全8章からなる。どの章も興味深いが、ここでは、評者が特に惹かれた第2章と第8章に焦点を当ててみたい(各章のタイトルと著者は文末に記した)。 これはまったくの一読者としての感想にすぎないが、身体表象をテーマにしたアンソロジー(複数の著者によって書かれた)を手にとったとき、まず全体の統一感が欠けていることに戸惑いを覚えることがある。そして次に、「それぞれの章がどのように関連しているのか」「全体を通じて何を主張したいのか」といった疑問が次々に生じることがある。それは著者によって「身体」が指すものに幅があることに加え、その表象の分析手法が多様であることにもよるのだろう。 だが、書にはそのような戸惑いや困惑を感じなかった。そこからは編者と著者間、著者相互の綿密な打ち合わせや用語、分析対象の擦り合わせの跡がうかがえる。映画用語集(小野智恵)が巻末

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  • 『文化・メディアが生み出す排除と解放』荻野昌弘編(明石書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「文化・メディアの両義性をかすりとる」 文化やメディアの排除性を否定的にとらえた書物は数多くある。しかし、読者は書が一方的にメディアの差別性や差別用語を批判しようとするものではないことにすぐに気がつくだろう。その特徴は、文化やメディアの解放的な側面も含めた両義性に注目し、いわばそれを丹念にかすりとろうとしている点にあるのだ。編者は述べる。「安易に『良い文化』と『悪い文化』に文化を色分けし、良い文化だけを増やせばいいというわけではない。単純に排除する文化を『排除』して、そうでないものにすればいいというわけではない」。排除する営み自体を考察の対象にし、編者が「ユートピア」と呼ぶ、差別を超えたさらなる次元を探ろうとするのだ。そのような視点は、(濃淡はあるにせよ)全章にわたって意識されている。 第1章「とマイノリティ」(角岡伸彦)はと差別をテーマとする。何を好んでべる

    『文化・メディアが生み出す排除と解放』荻野昌弘編(明石書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • Amazon.co.jp: 書棚と平台: 出版流通というメディア: 柴野京子: 本

    Amazon.co.jp: 書棚と平台: 出版流通というメディア: 柴野京子: 本
  • 『「反戦」と「好戦」のポピュラー・カルチャー―メディア/ジェンダー/ツーリズム』高井昌吏編(人文書院) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「二重にメタレベル化する「戦争語り」に対する意欲的な論文集」 私が小学生だった頃といえば、今から25年ほど前である。その頃は、「戦争体験」を伝えるテレビ番組が今と比べると随分多かったように思う。やや記憶が定かではないが、たしか毎年夏になるとNHKでは『戦争を知っていますか』と題して、「戦争体験」のある人々の語りを子どもたちに聞かせるという番組をやっていたように思う。 私がそのことをよく覚えているのは、熱心に見ようと思っていたからではない。お盆にかけて母の実家に帰省した際、祖父とともに甲子園の野球中継を見た後で、他にすることがないのでテレビを見続けていた際にたまたまやっていたというだけである。だが、そうして何度も見ていくうちに、子ども心にも戦争に対するイメージが徐々に膨らんでいったのを覚えている。 そして今、小学生の息子の父親となった身として、今度は自分の子どもに、こう

    『「反戦」と「好戦」のポピュラー・カルチャー―メディア/ジェンダー/ツーリズム』高井昌吏編(人文書院) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 木越治「私たちは、本を「自炊」できるだろうか?」(小社刊・『西鶴と浮世草子研究 第五号』より再掲載) | 笠間書院

    ぎょうせい刊『国文学 解釈と鑑賞』の休刊が明らかとなりました。2年前の学燈社の『国文学』の休刊もあり、小社にとっても、気勢をそがれるニュースで、がっくりきます。が、それらの事象から、衰退・終焉などというキーワードを導き出して、単純化してしまうのも、違う気がします。問題点を整理して、炙り出し、それぞれがそれぞれの立場で、正しいと考えた方向に向かって、それぞれの決意とともに前進していくべきではないか。 小社では先日刊行した、原道生・河合眞澄・倉員正江編『西鶴と浮世草子研究 第五号 特集[芸能]』 で、「研究誌、あるいは研究メディアの未来」という特集を組みました。そこには、以下のような惹句を用い、ページを構成いたしました。 ——- 『西鶴と浮世草子研究』は、号で終刊となる。 誌刊行中に、学燈社の『国文学』が休刊し、昨年はぺりかん社の『江戸文学』も休刊してしまった。 状況は、悪化しているのだろ

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