中国政府での著作権関連の責任者である柳斌傑国家版権局局長は12日に行われた「2011中国版権年会」で、「中国の文化芸術作品の90%は模倣か複製だ」と述べた。文化芸術作品とは、出版物や美術品、音響映像作品など、娯楽性が高いものを含む「創作物」を指す。中国新聞社が報じた。 柳局長は「現在のところ、中国国内の多くの文化芸術作品について、創造力が不足している」と認めた。そのため「中国の文化芸術作品の90%は模倣か複製で、創造的な作品は多くない」という。外国映画などが人気を集める理由として、「(中国作品は)創造能力が弱い」、「(外国の方が)創意工夫と人々の心に伝える力がわれわれよりも強いからだ」と指摘した。 柳局長によると、創造力発揮の支援をするために、中国政府は基金の創出を含めて、支援策を強化する。また文化関連産業の育成を図るために、企業改革も進めるという。 中国では、さまざまな分野で市場シ
→紀伊國屋書店で購入 「文化・メディアの両義性をかすりとる」 文化やメディアの排除性を否定的にとらえた書物は数多くある。しかし、読者は本書が一方的にメディアの差別性や差別用語を批判しようとするものではないことにすぐに気がつくだろう。その特徴は、文化やメディアの解放的な側面も含めた両義性に注目し、いわばそれを丹念にかすりとろうとしている点にあるのだ。編者は述べる。「安易に『良い文化』と『悪い文化』に文化を色分けし、良い文化だけを増やせばいいというわけではない。単純に排除する文化を『排除』して、そうでないものにすればいいというわけではない」。排除する営み自体を考察の対象にし、編者が「ユートピア」と呼ぶ、差別を超えたさらなる次元を探ろうとするのだ。そのような視点は、(濃淡はあるにせよ)全章にわたって意識されている。 第1章「食とマイノリティ」(角岡伸彦)は食と差別をテーマとする。何を好んで食べる
鼻をつかまれ引きずりまわされる。ジェットコースターに腹ばいに縛り付けられグルグル連れて行かれる(もちろん逝った先で放り出される)、この宙ぶらりんの射出感はキモ良い怖い。 全方位に伸びるエピソードとウンチク、隠喩、韻踏み、奇談と冗談、伝説と神話といかがわしい会話の妙。声と擬音と狂態に、もみくちゃにされ、ふらふらにされ、もうどうにでもしてーと全面降伏する読書。次々と繰り出される挿話を正しい時間軸で再構成するのに一苦労し、多重にめぐらされた人物のつながりを手繰るのに二苦労する。 これがポリフォニーなら分かる。ドストエフスキーのどんがらがっちゃんだ。おのおの言いたいことを一斉にしゃべり散らす「わわゎ~」は、うまくハーモナイズされると、勢いやら心地よさが生まれる。だが、「V.」はソロ演奏のとっかえひっかえがハウリング→ハーモニーに至る。つぎつぎと焦点が切り替わり、話者が代えられ、時を跳躍し、倫理感覚
インフォグラフィクス(情報、データ、知識を視覚的に表現したもの:infographics)の投稿サイト“visual.ly”で図書館に関するものがいくつか公開されています。そのうちのひとつである“A Librarian’s Worth Around the World”では、待遇や仕事内容など図書館員に関する様々な数字がインフォグラフィクスにまとめられています。 A Librarian’s Worth Around the World (visual.ly) http://visual.ly/librarian%E2%80%99s-worth-around-world Evolution of the Noble Librarian (visual.ly) http://visual.ly/evolution-noble-librarian Study Spots Learning on
2011年11月29日に、東京大学大学院情報学環福武ホール・福武ラーニングシアターにおいて、国際シンポジウム「デジタル化時代における知識基盤の構築と人文学の役割―デジタル・ヒューマニティーズを手がかりとして―」が開催されるようです。シンポジウムの主催は、東京大学文学部次世代人文学開発センターと東京大学大学院情報学環メディア・コンテンツ総合研究機構、そして科研基盤A「国際連携による仏教学術知識基盤の形成―次世代人文学のモデル構築」のようです。 デジタル化時代における知識基盤の構築と人文学の役割―デジタル・ヒューマニティーズを手がかりとして― (東京大学大学院人文社会系研究科次世代人文学開発センター萌芽部門 データベース拠点・大蔵経 2011/11/15付けの記事) http://21dzk.l.u-tokyo.ac.jp/CEH/index.php?%E3%82%A4%E3%83%99%E3
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