→紀伊國屋書店で購入 「書店ファンによる、書店ファンのための、書店員の物語」 先日、印刷関係の人と話をしていて、最近電車の中で週刊誌を読んでいるおじさんをすっかり見なくなった、という話になった。たしかにそうだ。ひと昔まえは、一両に少なくとも4〜5人は、週刊新潮や文春を読んでいるおじさんがいた。それが今は、だいたい携帯かスマホ、ゲームをしている人ばかりだ。これでは雑誌とマンガと文庫本で生計をたてていたような小さな本屋さんは、ひとたまりもないだろう。 いま、新刊書を売る書店の数は減少しつづけている。アルメディアという調査会社のまとめによれば、一九九二年には二万二千軒以上あったのが、二〇一〇年には一万五千軒まで減った。(p. 11) 10年ほど前には、日本全国で1日に約4軒の書店が廃業していた。少し落ち着いてきた現在でも、1日1〜2軒の書店が廃業している。その多くが街の小さな本屋さんだ。 都市部
奥州市前沢区の市立前沢図書館(岩渕京子館長)は、23日にオープンする。市役所前沢総合支所東側に隣接する「まなびぃ館」を改装したもので、図書の引っ越しを終え、館内設備の調整が進められている。 同図書館の蔵書数は4万冊以上で、このうち約2万3000冊を閲覧できるようにした。残りは、同総合支所内に保管される。 1階は、新聞雑誌コーナーと事務室、一般書架など。新聞雑誌コーナーはインターネットに接続できるパソコンと、DVDやビデオソフトを閲覧できるモニターを置いた。一般書架の奥には、学習スペース14席が設けられた。 車椅子が搭乗可能なエレベーター(定員6人)など、可能な範囲でバリアフリーに対応し、男性トイレにもベビーシートを設けた。玄関口には休館日でも本を返せるブックポストを設置した。 2階は児童書コーナー、絵本の部屋わくわくなど。児童書コーナーはテーブルと椅子の高さを3種類用意し、幼稚園児
「どんな仕事に興味を持ちましたか」と書かれたプリントを前に、学生が真剣な表情で求人情報誌のページを繰っている。手元をのぞくと、そこには「顧客対応なしでデータ入力がメーンの一般事務」と書かれている。明星大学(東京都日野市)が発達障害の学生を対象に開く「STARTプログラム」。10月16日に開かれた3・4年生クラスの講座は、仕事の探し方がテーマだった。 2008年度に教職員のボランティアで始まった同プログラムが、大学の正式な取り組みとなったのは09年度から。今年度は27人の学生が、授業料とは別に月2万円を払い、年間30コマのプログラムを受講する。「保護者の要望が強く、確実に活動を継続していくため、受益者負担が望ましいとの結論に至った」と村山光子・学生サポートセンター長(41)が説明する。 同プログラムの最大の特徴は、対人関係を積極的に営む技能である「ソーシャルスキル」よりも、社会や学生生活で困
授業の過程で使用するために教員が作成する教材に、既存の著作物を利用する場合、どのような点に注意すればよいですか。 授業の過程では、教科書や副読本以外の補助教材を、教員の手により作成することがあります。その際、全て教員自身が創作する場合だけでなく、既存の著作物を利用して教材を作成する場合も多いと思われます。 著作権法では、このような場合に無断で他人の著作物を利用できる例外規定が設けられています。 著作権法第35条第1項 学校その他の教育機関(営利を目的として設置されているものを除く。)において教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における使用に供することを目的とする場合には、必要と認められる限度において、公表された著作物を複製することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びにその複製の部数及び態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。
「姫路城の壁はなぜ白い?」「城に『抜け道』はないの?」――。子どもたちが姫路城について抱く疑問に答える冊子「姫路城のなに?なぜ?」(A4判、32ページ)600部が完成した。作成したのは、姫路城シルバー観光ガイドでつくるボランティア団体「しろまる会」。ガイドや出前講座で児童と接してきた経験を生かしたもので、同会代表の吉田皓一さん(75)は「子どもたちを『城博士』に育てて、多くの人に魅力を語り継いでほしい」と期待を寄せている。(矢尾隆行) 同会は昨年7月に設立され、60~70歳代の市内の歴史愛好家ら12人が所属。城のボランティアガイドの傍ら、小学校などに出向いて城の歴史や構造、見所などを教える出前講座を行っている。城について子ども向けに説明する資料が少ないことから作成を計画。ガイドや出前講座で児童たちから多く寄せられた質問や、知っておいてほしい知識などを採り上げ、約5か月間で完成させた。 冊子
府や京都市、仏教界、大学などが協力して文化財保護を考えようと昨年10月設立された団体「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」(会長、松浦晃一郎・前ユネスコ事務局長)の第1回フォーラム「地震火災は近い~その時、京都の文化遺産は大丈夫か」が7日、京都市中京区の立命館大朱雀キャンパスで開かれた。【榊原雅晴】 フォーラムでは松浦会長が世界遺産を巡る動向に触れながら「世界遺産条約が採択され来年で40周年を迎え、曲がり角に来ている。人類全体の宝として維持管理体制についてのチェックが厳しくなり、現にリストから外された例もある。周りの景観を損なわないことも重視され、世界遺産を守っていくのは地域社会の責任と認識すべきだ」と話した。 この後、土岐憲三・立命館大歴史都市防災研究センター長と、近藤誠一・文化庁長官、有馬頼底・京都仏教会理事長の3氏が登壇。近藤長官が「3・11は自然を制御できると考えた人間に『思い上
12月8日にボイジャーが新しい読書システム「BinB」をリリースしたので、さっそくいくつかの作品を試し読みしてみました。以下に述べるのは、その読書体験を通して感じたことです。 今回リリースされた「BinB」はウェブブラウザ上で電子書籍の閲読ができるしくみで、世界標準フォーマットであるHTML5とEPUB3に準拠しています。これまでの専用アプリや読書端末を介して読む電子書籍とことなり、HTML5に対応しているウェブブラウザ(Safari、Firefox、Google Chrome)さえあれば、PCでもMacでも、スマートフォンでも各種のタブレットでも同じように読むことができるのが特徴です。 BinB Storeにいくと、まずこのような映像が流れます。 「ブラウザの中に本がある」「インターネットが本の入り口」という言葉どおり、「BinB」をつかうと、自分の読んでいる本をインターネットを介して他
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