茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで作業員5人が被曝(ひばく)した事故で、原子力機構は18日、ビニール袋が破裂して放射性物質が飛散した保管容器について、21年前にも袋の膨張などの異常が確認されていたと発表した。原子力機構は当時、袋の交換は行ったが、同様の状況で保管を続けたという。こうしたことが、今回の事故につながったとみられる。 原子力機構は事故が起きた保管容器について、1991年に放射性物質を入れてから26年間、中は点検していないと説明していた。だが、事故の原因究明のために保管履歴を調べたところ、新たに21年前の点検記録が見つかった。それによると、袋の膨張のほか、放射性物質を入れていたポリ容器の破損も確認されていた。 点検は事故が起きたものを含む63個の保管容器を対象に、96年に行われた。そのうち、23個で袋の膨張や変色、ポリ容器の変色などの異常が確認された。いずれ
総務省は6月末、法制執務業務支援システム(通称e-LAWS)を本格稼働させた。4000以上にのぼる国所管の法令をインターネット上で参照でき、二次利用もしやすくなる。記者や弁護士には非常に有り難いシステムなのだが、このシステムが登場したことの本質的な意味は省庁の働き方改革にある。「国会審議の前には、職場に缶詰め」「資料の書式を間違えると、破り捨てられる」――。あまりに前時代的、儀礼的な霞が関の「伝統芸能」に、働くママたちが終止符を打ったのだ。 e-LAWSは約4000の国所管の全法令を収録している。これまでもオンラインデータベースは存在していたのだが、旧式と新式では大きな違いが2つある。 まず一つ目の違いは、データの作成主体だ。旧式のデータベースは総務省だけで作成していた。新式では各省庁が所管する法律のデータベース化を担当する。業務負担を分散することにより、正確性と更新頻度が大幅に向上すると
米国立衛生研究所(NIH)が提供するデータサイエンスに関する情報の提供・共有するブログDataScience@NIHにおいて、NIHシチズンサイエンス作業部会について紹介する記事を掲載している。 同作業部会は60名のNIH職員からなり、シチズンサイエンスやクラウドソーシングに関連するベストプラクティスの調査・共有、シチズンサイエンス協会(CSA)を通じて他機関や他分野でシチズンサイエンスを推進するグループとの連携を図り、NIHの科学・倫理基準を維持しつつ、シチズンサイエンスを生物医学研究に組み入れる方法を研究している。 [ニュースソース] Crowdsourcing and Citizen Science: Investigating Data Quality and Utility - NIH 2017/7/13
ランド研究所欧州はこのたび、官民セクターが直面する課題を取り上げるPerspectiveシリーズとして、"Open Science:The citizen's role and contribution to research"(試訳:オープンサイエンス:研究への市民の役割と貢献)(pdf:8ページ)を公表した。 本稿は、欧州委員会のオープンサイエンスに対する政策決定アプローチを支援するため実施した欧州におけるオープンサイエンスの動向調査の一環として、シチズンサイエンスの広がりとその恩恵を考察したもの。 [ニュースソース] Open Science The citizen's role and contribution to research - Rand Europe 2017/7
海外の有名大学の講義を無料で閲覧できるMOOCの登場をきっかけに、従来の大学教育が見直されつつある。 米国のノースウェスタン大学の知能系支援システム研究室が開発したスケッチ補助ソフトウェア、その名も「スケッチ・ワークシート」は、大学ICT教育を推進する一環として提案された教育用プラットフォームだ。 ・学生および教師による図示をAIが比較 勉強の必須アイテムと言えばペンと紙である。そしてペンと紙の代わりになるのが、今回紹介する「スケッチ・ワークシート」だ。まるで教室でペンと紙を使ってスケッチをしているような使用感である。 人間が描いたスケッチを自動的に再生し読み取る「CogSketch」という視覚処理AIと、同大学の心理学者と共同開発した類推モデルを搭載しており、学生による図示を教師バージョンと比較しながら解析する。 例えば、医学生に心臓の図を描かせたとしよう。AIは「大動脈」「左心房」とい
2.場所 文部科学省 5階 5F1会議室 3.議題 大学が保有する試験研究炉等の現状について 国として持つべき原子力研究開発機能と、その維持に必須な施設に関する現状把握・整理について 照射炉の代替機能について 「もんじゅ」サイトを活用した新たな試験研究炉の調査について 原子力機構が保有する施設の運営・供用体制について その他 4.出席者 増子研究開発局審議官、西條原子力課長、小川原子力課課長補佐 オブザーバー 近畿大学原子力研究所伊藤所長、日本原子力研究開発機構大井川事業計画統括部長、日本原子力研究開発機構永井戦略・国際企画室次長、日本原子力研究開発機構楠大洗研究開発センター照射試験炉センター副センター長 5.議事録 (小川原子力課長補佐) それでは、少し早いですが、皆様おそろいのようですので、ただいまから第2回の原子力研究開発基盤作業部会を開催したいと思います。 報道の方で撮影をされる方
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