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ブックマーク / www.nakahara-lab.net (17)

  • オッサンとは、自分のことを「問題の外側に置く思考法」である!? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

    満員電車に乗っていると、3ヶ月に1度くらい、満員電車の中でブチ切れる乗客に、出くわします。 「なんで、電車が、こんなに混んでるんだ!ブツブツブツ」 こういう乗客に出くわしたときは、なるべく近くに寄らないようにします。 だって、怖いので(笑)。 クワバラ、クワバラ。 同じように、人材開発の仕事をしていると、1年に一度くらい、「若い奴らはケシカランと吠えつづける管理職」に出くわします。彼 / 彼女らは、自分の管理している若手部下のことを「ケシカラン、ケシカラン」と吠えます。 「日の若手は、ケシカラン! 内向きでどうしようもない。こんな奴らばかりだから、もう日はダメだ」 ▼ 「満員電車の中でブチ切れる乗客」と「若手の部下はケシカランと吠える管理職」は、実は、「ある1点」において「共通点」があるのではないかと、僕は思っています。 それは 「自分の存在」を「問題系」の「外側」に置く能力を「猛烈」

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  • 立教大学経営学部への「異動」のお知らせ!:東京大学を「卒業」します! | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net

    このブログをお読みいただいているみなさま、私事ながら「ご報告」がございます。 実は、僕は、この3月31日をもちまして、東京大学を「卒業」することになりました。 今回の卒業は、人生二度目の「東大・卒業」。二度目の「卒業」は、正確には「自己都合退職」ということになります。 4月1日からは、「立教大学経営学部・教授」として教鞭をとることになりました。 同校のリーダーシップ教育「Business Leadership Program : BLP」の主査(統括責任者)をつとめます。 また、研究面では、同校・リーダーシップ研究所に所属しつつ活動を行うことになります。BLPの教員のみなさま、スタッフの皆様と、「リーダーシップ教育の効果性:リーダーシップ教育がいかなる効果をもつか?」についての研究を推進していくことになるかと思います。 このたび、わたくしを、経営学部のファカルティの末席に加えていただいた、

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  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「小一時間で、内容お任せ、お手間はとらせない出前講義」という名の「丸投げドン的キャリア教育」!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 仕事柄、人事関係のお仕事に携わっている方々とお会いする機会が多いのですが、先だって、ある会合でご一緒させて頂いた人事部の方が、こんなことを「ボヤいて」おられました。 「最近、教育機関とかから、会社に電話がかかってくることが多いんですよ。生徒の前で、仕事の話をしてください。社会人として講演してください。 こたえられる量には限界がありますが、できるだけ、お答えしようと思うのですけれども、でも、そのご依頼の際に、ひっかかる言葉を口にだされる場合があるんですよ。先生、それって、何だと思います? それはね "小一時間"講義していただくだけでいいんです。 "内容はお任せ"です。 決して"お手間は取らせません"から。 まー、もち

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「スーパーメタ社会」を生きるビジネスパーソンに必要な3つの能力とは何か?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 ここ数年ほど、様々なビジネスパーソンの皆さんと研修などでお会いして、つくづく感じていることがございます。 お逢いする方々は、皆さん優秀で熱意をお持ちの方々が多く、僕などが壇上で偉そうに言えることはそう多くはありません。 が、実際の問題解決の場面で、彼らに対して、様々なことを講義したり、ワークショップをさせていただいているあいだに、皆さまから、ご相談を受けたり、お話をうかがったり、はたまた当方が勝手に感じてしまうことがございます。 日、話題にさせていただきたいのは、 「ビジネスパーソンが苦手意識をもたれたり、つまづきをお感じになる思考のパターン」 についてです。 これはビジネスパーソンだけにあてはまることなのか、そ

    ivory_rene
    ivory_rene 2015/07/06
    “「地に足はつけながらも、常に思考をより上位にたもつこと」が求められます。”
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「政治的な人」は「政治的に見えない人」?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「顕在化する能力」と「潜在化する能力」の間には「雲泥の差」があるものです。 たいした長い人生ではないですが、僕が、シャバ?の世界で、モミモミと揉まれながら学んだことのひとつに、このギャップがあります。 以下は、僕の「わたしの経験論」ですが、こういうことが言えます(今日の話題は何ら学術とは関係ありません!)。 ▼ 例えば、当に「政治的な人」は「政治的に見えない人」です。いかにもオレオレで「政治的に見える」人は、実は「非政治的な人」です。「政治的である」とは「政治的な自己」を「非政治的に見せること」といっても、過言ではありません。 「政治を為す」のに「政治的に見えること」は邪魔をすることがあります。だから「政治的にし

    ivory_rene
    ivory_rene 2015/05/26
    “、本当に「政治的な人」は「政治的に見えない人」です。いかにもオレオレで「政治的に見える」人は、実は「非政治的な人」です。「政治的である」とは「政治的な自己」を「非政治的に見せること」といっても、過言
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「人材開発の知識・スキル」が学べる専門教育機関!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 昨日、コロンビア大学大学院(Dept of organization and leadership)のAdult learning and Leadershipのコースに通われている桔梗哲也さんが、研究室に来られました。 ちょっと前のことになりますが、僕が、組織開発の泰斗であるWaner Burkeのをツイッターで「いいなぁ、これ」とつぶやいていたら、その直後に、そこで通われている桔梗さんから連絡がきて、それ以来「ご帰国のおりはぜひ東大にお立ち寄りください」ということになったのです。それが実現したのが昨日ということになりますね。来研、ありがとうございます。 ▼ Adult learning and Leaders

    ivory_rene
    ivory_rene 2015/05/26
    “習の観点から人材をどのように育成していくか、ということに関連する専門教育機関って、やっぱり必要だよなと、改めて思うようになりました。”
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 自分の「耳」を養うのです!? : アナウンサーの「学びの現場」を取材させていただきました!

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 研修の「表目標」と「裏目標」!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 組織の中で行われる研修には、「表目標」とともに、時に「裏目標」が設定されていることがあります。 ここでいう「表目標」とは、「学習者がどのようなことを学び、どのように行動を変化させるのか?」ということですね。組織の中で、表だって語られ、参加者についても開示されている目標です。 一方、実務においては、研修などに「隠れた裏目標」を設定している場合も少なくありません(というか、正しくいうと、裏目標すら複数あるような場合も、少なくありません)。 ここでいう裏目標とは「研修をつくる側が意識はしているものの、参加者などには隠されている目標で、研修を通しておのずと学ばれてしまうものです」です。 たとえば、今、「営業系の研修」を例に

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 博士の結婚挨拶

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 昨夜は、某所で一献した際、微笑ましい話を伺いました(お招きありがとうございました)。話題は、博士課程の大学院生同士が、このたび、めでたくゴールイン、結婚なさるときのお話です。まことに明るい話題です。おめでとうございます。 ▼ 言うまでもなく、結婚は、誠に「社会的な行為」です。一般的には、結婚には、お互いの親への挨拶など、さまざまな社会的行為を、二人で力をあわせて行う必要がでてくることが多いのではないでしょうか。 そして、「男性」から「女性の親」への挨拶ということになりますと、日曜日あたりに、男性が女性のお宅をおとずれて、「XXさんと結婚させて下さい」とやるのが、いまだに一般的なのでしょうか。 この大学院生の方々の場

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「恋するフォーチュンクッキー」社員ダンスはどう解釈できるのか?:1粒で2度美味しい「PV公開を通した組織開発」である!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 まずは、ひとつの動画をご覧下さい。 この動画をはじめて見たのは、ちょうど一年前くらい前のことだったことように思います。 同志社女子大学の上田信行先生と、いろいろなプロジェクトを進めていた頃、アメリカのセサミワークショップ(セサミストリートをつくっているプロダクションですね)が、当時大流行していたカーリー・レイ・ジェプセンの「Call me baby」をパロディ化した「Share it maybe」を社員で踊り、公開して話題になっておりました。 「こういうのをやる、日企業って、今後、でてきますかねぇ。みんな、心では、ちょっとやってみたいな、と思いつつも、きっと、恥ずかしがるんでしょうね」 と、みなで話していたことを

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: メールベースでの議論!? : 「言外の意味」を読み解く

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 「あとは、メールベースでの議論をするということで・・・」 先日、ある駅で電車を待っていましたら、隣にたっておられた中年男性が、携帯電話で、こんなやりとりをなさっていました。 男性は電話を切ると、横にいた部下と思われる女性に、ひと言、いいました。 「ふぅ。ま、誰も何にも言ってこないよ」 女性はクスっと笑いました。 これは、一瞬の光景でしたが、この光景を僕は非常に興味深く感じました。そして、「メールベースでの議論」って面白い表現だな、と思いました。 この言葉は、ビジネスシーンでよく聞く言葉のひとつですが、「そのとおりのこと」が実行されることはあまりないように思います。 少なくとも僕の場合、この言葉が指し示すとおり「メー

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: (速報)12/2ラーニングイベント開催:ネオOJT宣言:僕らは、これからのOJTをつくることにした!?

    ivory_rene
    ivory_rene 2013/09/21
    “(速報)12/2ラーニングイベント開催:ネオOJT宣言:僕らは、これからのOJTをつくることにした!?”
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: MOOCは誰でも、いつでも、どこでも学べるメディアではない!?:主体性とは「非主体的行為」の反復である!?

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 先日の大学生研究フォーラム2013では、様々な議論がありましたけれども、もっとも話題に上ったのは、Self-Agency(主体性)に関する議論です。 大学生研究フォーラム2013 http://www.dentsu-ikueikai.or.jp/forum/2013.html 大学生研究フォーラム2013(終了報告) http://www.nakahara-lab.net/blog/2013/08/2013_3.html 主体性は、「学習の世界」ではおなじみの概念であり、「主体性とは何か?」ということには、それこそ吐いて、捨てて、腐るほど議論と先行研究がありますが、ここでは、そのことを指摘なさった安西祐一郎先生の定

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 大学教育をめぐる「共犯関係」と「共創関係」

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 かなり前のことになりますが、あるところで、ビジネスパーソンの方々と、大学教育について議論になりました。 その方々が「大学教員の教え方はひどかった」「大学は全くなってない」とおっしゃるので、まずは、お話をうかがっていたのです。話は非常に面白く、また、大変盛り上がりました。 ▼ 上記の方のように、自分が大学教育を受けた際のことを懐古し、「大学教員の教え方はひどかった」とおっしゃる方々は多々いらっしゃいます。これまで何度、ビジネスパーソンが集まるシンポジウムやフォーラムで、この手のクレーム(!?)をふっかけられたことか(笑)。 その方が、いわゆる「大学生」を謳歌していたころ、僕は、まだ「小学生」なんですけどねぇ。その方が

    ivory_rene
    ivory_rene 2013/02/01
    「大学教育をめぐる「共犯関係」と「共創関係」」学ぼうとすること・教えようとすること
  • なんちゃって研究者の雑感3:その教材が流通しないわけ

    おいおい、ほぼ一年ぶりのアップデートになるんですね、エッセイのコーナー。言いたいことはたくさんあるんだけど、なかなかまとまった時間がとれず書けませんね。 うーん、否、それは違うかな。 言いたいことを言いたいときに、都内各所の飲み屋さんなどで大放談しているために、たぶん、「気合い入れてエッセイ書くべ!」という風にならないのかもしれませんね。 よく働き、よく飲め、とは昔の人はよく言ったものです。うちの祖母の口癖でもありました。 よく飲んで、朝がきたら気分爽快。昨日の「言いたいこと」は、アタマからすっかり流れていってるのかもしれない。そうだとしたら、僕は随分幸せな境遇にいることになります。 あー、幸せだ。 ところで、今日のお話は、教材がなぜ流通しないのか、循環しないのかというお話です。僕は教育工学というガクモンを専門にしているのですが、そのような領域にいると、「教材を流通させよう」という話はよく

  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「OJT信仰・手放しのOJT礼賛」を超えて : OJTの脆弱性・成立条件を考える

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 日には、どうやら「OJT信仰」というものがあるようです。「手放しのOJT礼賛」といってもいいかもしれません。 OJTの「よいところ」ばかりが注目され、「結局、経験なんだよ、経験」といった具合に、ある種の「経験主義」「現場主義」と絡み合いながら、その学習効果が「ロマンティシズム」をもって語られる。 その反面、OJTの悪いところ、制約、脆弱性、そして成立条件などのシビアな側面が、あまり着目されないのです。 ▼ 僕は何も「OJTがパワフルではない」と言いたいわけではありません。 むしろ、仕事当に必要なことは「現場における仕事経験の中から学ばれる」のだろうな、と思います。奏功した場合のOJTの学習効果は「パワフル」だ

    ivory_rene
    ivory_rene 2012/09/06
    膝を打つことの多い記事で…。
  • NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 先行研究をまとめる5つのプロセス、陥りやすい3つの罠

    中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 このところ、某書籍の編集を合間を見つけてやっています。この、中原研の大学院生との共同研究をまとめた専門書で「職場学習の探求」(生産性出版)といいます。おそらく春までには書店にならぶものと思われます。 嗚呼、「これでもか、これでもか、ひぇー、もうカンニンしておくれやす」的に送付されてくる原稿(?)をしこしこ読んでいて、きちんと、大学院生に指導をしていなかったな、と反省したことがあります。ごめんよ、みんな。 それは「先行研究のまとめ方」ですね。原稿の中には、あきらかに僕の指導不足だったものが含まれていました。ついつい、うっかりしてたよ。うっかりはちべえ、最近、見ないね(笑)。 以下、それについて書きます。「偉そうに、

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